リチャード・ブランソンが、ヴァージンがブラウンGPのスポンサーを務めるのは今年限りになるだろうと発言したことから、同社は来年はF1に新規参戦するマノーF1とスポンサー契約を結ぶのではとの推測が出てきている。

 イギリスGPの週末、ブランソンは、ブラウンGPは現在の活躍によって来年のスポンサー料金が大幅に上がることが予想されるため、来年もスポンサーシップ契約を継続することはないだろうと述べた。
「彼らの価値は、ただ同然の額から、年間5,000万ポンドにまで上がってしまった」とブランソンは、シルバーストンにおいてBBCラジオ5ライブの番組でコメントしている。
「それは彼らにとって喜ばしいことであるし、我々も(この契約を)十分に活用させてもらってきたと言えるだろう。来年は(ブラウンGPの)価格は天文学的な額になると思う。我々としては、他のもっと小さなチームを検討しなければならないだろう」

 BBCによると、この“小さなチーム”というのはマノーF1になる可能性があるという。ユーロF3で活動してきたマノーは、ニック・ワースのワース・リサーチと技術契約を結び、来年のF1にデビューする。
 マノーのボス、ジョン・ブースは、先週末、FIAとFOTAが和解したことにより、自分のプランがどのような影響を受けるのかを調査していると述べた。マノーは、FIA会長マックス・モズレーが提唱していた4,000万ポンドのバジェットキャップ制を前提に2010年F1へのエントリーを行った。しかしこのバジェットキャップが撤廃され、“コストを1990年代序盤のレベルにまで下げる”という不明瞭な規則になったことで、新規チームはさらなる資金の調達を強いられることになりそうだ。
 BBCの“F1モール”コラムでは、ブランソンはすでにマノーと契約しており、チーム名がヴァージンに変更になると書かれている。

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