今シーズン前半戦をさまざまな記録で振り返る「前半戦なんでもランキング」。第4回は、今季10戦の予選順位を平均化したスーパーグリッドと1周目の順位アップを表すスタートダッシュ率を見る。
まず、予選スーパーグリッドでポールポジションについたのはメルセデスのルイス・ハミルトンだ。今シーズンのハミルトンはハンガリーまでの10戦中、スペインをのぞく9戦でポールポジションを獲得し、昨年の最多ポールシッターであるチームメイトのニコ・ロズベルグ(6回/11戦中 2014)を圧倒。現在、連続ポール記録を「5」としているハミルトンは、アイルトン・セナの持つ8戦の最多連続ポールポジション記録まであと「3」に迫っている。
(セナの記録は1988年から89年にかけて達成。同一シーズンではアラン・プロストが1993年に7戦連続を成し遂げている)
3番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテルで、ウイリアムズのバルテリ・ボッタスが4番手。序盤の課題に予選パフォーマンスの向上を指摘されていたキミ・ライコネンは、マレーシアでQ2、オーストリアではQ1敗退(いずれも雨がらみ)を喫したものの、第7戦のカナダGPで3番手を獲得すると、イギリスとハンガリーは2戦続けて5番手と徐々に改善の兆しを見せ始めている。
一方、マクラーレン・ホンダは開幕4戦目のバーレーンでフェルナンド・アロンソが初のQ2進出を果たしたが、目標のQ3にはいまだ届かず。オーストリアでは2台そろって25グリッド降格のペナルティを受けるなど、アロンソが平均15番グリッド、ジェンソン・バトンに至っては平均17番グリッドという寂しい結果となっている。
ただ、スタートから1周目終了時点の順位変化を表すスタートダッシュ率は、アロンソが2.4グリッドのポジションアップでトップ。イギリス、ハンガリーと2戦連続でジャンプアップを果たし、一時5番手を走行したフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグも1.4グリッドのポジションアップを成功させている。
