WTCC世界ツーリングカー選手権日本ラウンドの金曜テスト走行に臨んだ吉本大樹が、チームとマシンに対してポジティブな印象を受けていると語った。

 日本ラウンドの直前に急遽ニカ・レーシングからのスポット参戦を決めた吉本。彼が今回の鈴鹿で乗るシボレー・クルーズ1.6Tは、今季ミカエル・ニケアが3勝を挙げているウイニングマシンだ。迎えた金曜30分のテスト走行では、予選Q2入りの条件となるトップ12に迫る14番手タイムをマークし、まずまずのスタートをきった。

「シボレーが強いのは間違いなくて、それを期待してきました」と吉本。
「去年、一昨年と乗ってきたセアトとは全然違ってトラクションがとてもいい。まだいろいろなアジャストは必要だけど、どこを詰めていけばいいかが明確に出るのでそれはすごくポジティブです。(今日の走行は)30分だけでしたが、クルマはシボレーが造っているので細かな部分もしっかりしています。チームも夜遅くまで作業したりと、すごくいい人間が揃っている。過去2年苦しんできて、ある意味ファンを裏切ってきたかもしれないけど、今回はなんとかしたいし、この短期間でサポートしてくれた人たちにそれなりのものを示したいですね」

 そんな吉本は、14番手となったテスト走行の30分をこう振り返っている。
「(トップと)コンマ5秒落ちですが、見えない差ではないと思っています。悪くない滑り出し。(コース)1周が短いのでちょっとしたことでポジションが大きく変わります。東コースだけでコンマ5秒は遠くも考えられるますが、(チームは)初めて走るコースでデータもないし共有もできない。そういったなかでは、ポジティブだと捉えています」

「今日はトップが(イバン・)ミューラーで2番手にペペ(・オリオラ)がつけた。シボレー勢がそこにいるということは自分もクルマをしっかり造ればそこにいけると思うし、勝負もしたい」

「トップ5に入りたいと思っています。5、6番手になるとリバースグリッドの旨みがあまりないですが(笑)。予選はすごくかけひきがあってタイヤも1周しか美味しいところがありませんが、簡単に抜けるコースではないので予選がすべてだと思っています。ぜひトップ5ぐらいからレースをしたいですね」

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