ダブルデッカー・ディフューザーを合法とする決定が下されて憤慨したフラビオ・ブリアトーレが、これによってF1の信用が失墜する事態になりかねないと発言した。この際、ブラウンGPのふたりのドライバーを侮辱する発言を行い、ジェンソン・バトンがこれに反撃した。

「我々(フェラーリ、マクラーレン、ルノー)には、ワールドチャンピオンあるいはワールドチャンピオン経験を持つドライバーがいる」とルノーのマネージングディレクターであるブリアトーレは、イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙のインタビューで述べている。
「だが今は、(ブラウンGPの)引退直前のドライバーと、立派な男ではあるが“paracarro(イタリア語で道路脇のマイル標のこと)”のような(遅い)ドライバーがタイトルを争っている」
「これで我々(F1)が信用性を有しているといえるのだろうか。我々は彼ら(問題のディフューザーを持つチーム)に遅れをとっており、挽回するのは不可能だ」
「3戦か4戦で選手権の結果は出てしまうだろう。バトンが60ポイント、(ウイリアムズの)中嶋が50ポイントを取るような状況になったとして、テレビ視聴者たちはどれだけ関心を持ってくれるだろう。それではラジオを聞いたり、何か他のものを見ている方がマシだ」

 これに対してバトンは反論し、ブリアトーレは今年自分と契約しようとしたことを思い出すべきだと語った。
「彼は自分がトップに立っていないと、どんなチームであれ(その時トップに立っているチームが)F1の信用を失墜させると考えるんだ」というバトンの発言がITV-F1で報じられている。
「それから、彼は今年僕を雇おうとしたことを思い出すべきだね」
「ディフューザー問題の後、彼はものすごく憤っている。自分たちが、僕らのようにコンペティティブなクルマを作れなかったから、かなりがっかりしているんだね」
「僕らは、ブラックレーのスタッフたちのおかげで、競争力の高いマシンを作り出すことができた。それを取り上げることなど誰にもできない。あんなことを言うのはとても不公平だ。彼らは極めて困難な時期に必死に作業に取り組んだ。自分がちょっとがっかりしているからって、あんなことを言うなんてフラビオは本当にフェアじゃない」

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