今週末のベルギ−GPからいよいよシーズン後半戦がスタートするが、それを前に、もう一度前半戦を振り返り、これまでの流れをおさらいしておこう。ここでは、これまでの10戦をそれぞれ一枚の写真で振り返る。少しマニアックな写真と共にお楽しみあれ。

「四重契約」/第1戦オーストラリアGP
華々しく幕を開けた今年のF1だったが、開幕戦のアルバートパークではザウバーが2014年のリバーブドライバーだったギド・バン・デル・ガルデから15年のレース契約があると訴えられ、ザウバー側の主張が一時退けられる事態に発展した。ザウバーは結局、19億円とも言われる和解金で決着、予算が少ないチームとしては大きな痛手となったが、日曜の決勝ではフェリペ・ナッセが5位、マーカス・エリクソン8位とダブル入賞を果たす好スタートをきった。

「憧れの跳ね馬で初V」/第2戦マレーシアGP
今季、憧れの跳ね馬ドライバーとなったセバスチャン・ベッテルが移籍2戦目でうれしいフェラーリ初優勝を果たした。灼熱のセパン、4周目のSC導入で早くもメルセデス勢がタイヤ交換に移る中、中古のミディアムタイヤで17周目まで引っ張ったベッテルはその後もタイヤをマネージして2ストップ戦略を完遂。マラネロに2013年スペイン以来の勝利をもたらした。

「シャンパン騒動」/第3戦中国GP
中国GPの表彰台でルイス・ハミルトンが壇上にいたグリッドガールの女性にシャンパンを吹きかけたことがちょっとした騒動に発展。中国のSNSを中心にこの時の画像が拡散すると、ヨーロッパからも非難の声が挙がり、反性差別団体代表者もコメントを発表。ただ、グリッドガールの女性は「大して気にしていません」と述べ、事態を沈静化。ちなみにこの女性はキミ・ライコネンのファンだったという。

「苦しみぬいた表彰台」/第4戦バーレーンGP
開幕戦から不振が続いていたキミ・ライコネンが4戦目にしてようやく表彰台に登った。セカンドスティントでライバルがソフトを選択する中、ミディアムタイヤでメルセデス2台と遜色ないラップを重ねたライコネンは40周目まで2度目のピットストップを引っ張ると、ソフトを履いた最終スティントで猛烈な追い上げをみせ残り2周で2番手に浮上。首位のハミルトンは最終ラップにチームメイトと同じくBBWのトラブルが発生しており、あと数周あればライコネンの大逆転Vもありえるというアイスマン快心のレースだった。

「突然の獰猛化」/第5戦スペインGP
マクラーレン・ホンダが第5戦スペインGPで新カラーリングをお披露目した。これまで使用していたシルバークロームをやめ「ダイナミックで獰猛なグラファイト・グレー」を採用。新たなカラーリングは昼間のレースはもちろん、トワイライトレースやナイトレースの照明を浴びたときの効果まで考えられている。ただ、当初ロン・デニスは「美学的な理由というより、商業的な理由」で行うと発言していたが、新たな大型スポンサー等の追加はなかった。

「呆然」/第6戦モナコGP
勝利をほぼ手中に収めていたルイス・ハミルトン。だが、64周目に発生したクラッシュが混乱の始まりだった。VSC(バーチャルセーフティカー)に続いてSCが導入されると2番手ニコ・ロズベルグの約26秒前方を走っていた首位ハミルトンがタイヤ交換のためにピットイン。だが、GPSが十分機能していなかったこともあり、リードタイムの計算を誤ったピットウォールの指示によりハミルトンは3番手でコースに復帰することに。そのままチェッカーを受けたハミルトンはしばらく放心状態。逆にラッキーな勝利を手にしたロズベルグはモナコ3連覇を達成した。

「雨なのに…」/第7戦カナダGP
途中から大雨に見舞われた金曜午後のフリー走行。各車は当然のように走行を見合わせたが、メルセデスだけはインターミディエイトを履いてコースイン。しかし、ルイス・ハミルトンはヘアピンでハイドロプレーニングを起こしてバリアにクラッシュ、ノーズを壊してしまった。

「アリバベーネの不注意」/第8戦オーストリアGP
金曜朝のフリー走行でフェラーリのマウリツィオ・アリバベーネ代表が、不注意にピットレーンに飛び出す事件が発生。ピットアウトしようとしていたウイリアムズのフェリペ・マッサが急ブレーキを踏んで事なきを得たが、この時のアリバベーネの写真をロータスチームがこんなコラ画像にして悪ノリすると、その後Twitter上にはさまざまなコラ画像が発生する珍事に発展した。

It might have rained this morning but we kept ourselves nice and busy… #ArrivabeneIsEverywhere pic.twitter.com/MjQDWvX8ac

— Lotus F1 Team (@Lotus_F1Team) 2015, 6月 23

「ロケットスタート」/第9戦イギリスGP
グリッド2列目に並んだウイリアムズがスタートで抜群のダッシュを決めた。これに慌てたポールシッターのルイス・ハミルトンは直後のリスタートでコースアウトしバルテリ・ボッタスにも2番手浮上を許してしまい、序盤はウイリアムズ2台がメルセデス勢ををリードする展開となった。ただ、ウイリアムズは優柔不断なピット戦略でポジションを落とすと、中盤の雨で表彰台圏内からも脱落。積極性を欠いたウイリアムズの姿勢に多くのファンが疑問を呈した。

「ビアンキ追悼レース」/第10戦ハンガリーGP
昨年の日本GPで頭部に重症を負い、以後懸命の治療を続けていた元マルシャのジュール・ビアンキが7月17日に帰らぬ人となった。彼の葬儀には多くのドライバー仲間が駆けつけ、FIAも彼のカーナンバー『17』を永久欠番とすることを決めた。ハンガリーのレース前にはドライバーが輪になって祈りを捧げた。追悼レースとなったこの一戦、勝ったのはビアンキが所属していたフェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。

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