金曜から晴天が続いているオースティンは、日曜も青空が広がる絶好のグランプリ日和となった。地元の天気予報でも、降水確率は1日を通して0%。現地時間の午後2時からスタートする決勝レースはドライコンディションとなる確率が高い。ちなみにアメリカでは今朝の午前2時にサマータイムが終了し、時計の針が1時間戻されたため、チーム関係者の多くは睡眠時間が1時間長くとれ、さわやかな表情でサーキット入りしていた。

 前日までフォース・インディア、ザウバー、ロータスがレースをボイコットするのではないかという情報が飛び交ったオースティンのパドックだが、日曜にFIA関係者に確認したところ「その可能性は絶対にない」と断言。レースは18台でスタートすると語っていた。上記3チームがレースに出場することは、そのチーム内の関係者も口にしている。

 予選で今シーズン自己ベストの10位を獲得したエイドリアン・スーティル。彼のマネージャーであるマンフレッド・ツィンマーマンは「ジェンソン(バトン)がギヤボックスペナルティで5番手降格して、エイドリアンのスタートポジションがひとつ上がって9番手になったから、ポジションをキープしてフィニッシュしたい」と目標を掲げる。「9位を獲得すればコンストラクターズポイントでマルシアに並ぶが、11位の獲得回数はザウバーのほうがマルシアを上回っているため、コンストラクターズ選手権でマルシアを逆転することができる」と意気込んでいる。

 ただし、アメリカGPの舞台であるサーキット・オフ・ジ・アメリカズは、DRS区間が2カ所あり、オーバーテイクが十分可能なサーキット。スタートポジションをキープするのは容易ではない。特に今年は使用タイヤのスペックが軟らかくなり、「タイヤのデグラデーション(劣化)は例年よりも大きく、マルチストップになると予想」(マリオ・イゾラ/ピレリ・レーシングマネージャー)されている。

 さらに、パワーユニット一式を交換してピットレーンからスタートするレッドブルのセバスチャン・ベッテルの存在も忘れてはならない。レッドブルは予選5位のダニエル・リカルドもロングランのペースが良い。なお、リカルドは予選後に、ルノーのゲストとして来場していたNBAチャンピオンチームで活躍しているトニー・パーカーとフリースロー合戦を行い、プロ顔負けのシュート成功率を披露していた。

 2005年モナコGP以来、9年ぶりに20台を切って18台のみで予選が行われた2014年のアメリカGP。どんなドラマがこのあと待っているのか? 日本時間の午前5時にスタートが切られる。

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