ラリーGB最終日は、ビルス・ウェルズのサービスパークを中心に6本のSSが行なわれた。さらなる優勝争いが期待されたが、思いもよらぬアクシデントがローブを襲った。SS18を終え、SS19への狭いリエゾンを走行していたローブは、クレストを越えたところで対向車と激突。幸いにして乗員に怪我はなかったが、マシンはフロント部分がつぶれラジエターが破損。ローブはその場でリタイアとなってしまった。

 サービスをはさんで始まったループステージでは、ラトバラがSS21を制し独走状態に。SS22、そしてパワーステージとなるSS23ではオジエがベストを刻みグレートブリテンの全SSが終了した。優勝はラトバラ、2010年のフィンランド以来となる、およそ1年半ぶりの勝利にラトバラは空高く拳を突き上げ喜びを表現した。

 2位にオストベルグ、3位はヘニング・ソルベルグが入り、表彰台をフォード勢が独占した。4位にはクリス・ミーク。ミークは3位ヘニングとの差を徐々に詰めていき、3位を目指しパワーステージを全開で攻めたミークだったが、スピンで遅れヘニング攻略は失敗。しかしながら、MINIにとっての地元イベントで自己最高位を記録しミークは満足げな笑顔を浮かべた。

 表彰式終了後、プレスカンファレンスに姿を現したローブは事故の経過を説明し、「いろいろとあったが8年連続でタイトルを獲ることができて本当に良かった。来年の目標はシリーズ2位、というのは冗談で9連覇を目指す」と2012年へ向けての抱負を語った。

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