WTCC世界ツーリングカー選手権の岡山ラウンドにスクーデリア・プロチームから出場している谷口信輝は、初日のプラクティスをインディペンデントクラス3番手となる18番手で終えたが、BMW320siの走らせ方でかなり苦心している様子で、ストレスの多い1日だったと語っている。

 30分間のセッションで14周を周回、18番手につけた谷口は、初めてのセッションでのWTCCマシンの印象を「かなりクセのあるクルマだな、というのが第一印象」と評する。
「どちらかというとダルな印象なんだけど、限界点が掴みにくい。ちょっと無理をかけるとすぐオーバーステアが出てしまう。キャンバーがフロントに5度ちょっと、リヤに約5度弱ついてて、過剰にキャンバーがついていて接地する部分が少ないから、フロントを入れるとリヤが滑るし、リヤを落ち着かせると曲がらないし……まだ乗り方がうまく分からない」とかなり苦心している様子。

「セッティングなのか乗り方なのかは分からないけど、日本のままの乗り方で乗っていると進入でオーバー、途中からアンダーになってしまう。本当は早めに向きを変えていく乗り方だと思うけど、そこでオーバーステアが出てしまうので難しい。コツがあるんだろうね。30分では掴みきれなかった」

 インディペンデントクラスでの上位タイムが出たものの、谷口としては「まったくもって気持ちよく走れていない!」状態という。
「ちゃんと一連のコーナリングの動作がきちんとできればトップも見えるんだろうけど、いかんせんそれが難しい! ホントはセッティングもいじりたいけど、まだ乗っている時間も少ないから、まずは自分をアジャストする方向から行きたいと思ってます」と明日の走行に向けて、WTCCマシンの“クセ”をつかんでいく方向のようだ。

「今のセットはBMWの標準らしいんだけど、今の自分には合ってないね。でもツベコベ言うにはまだ早いので、まずは自分を合わせて、その上でセッティングを変えてくれ、と言うかもしれない。日本流とはだいぶ違うとは思うけど、せっかくヨーロッパ流を学びに来ているので、とりあえずアジャストして頑張ります!」と谷口は日曜日に向け意気込みを語ってくれた。

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