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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2024.04.01 08:19
更新日: 2024.04.01 12:54

サファリのトヨタここにアリ。熾烈なサバイバルを1-2で制しマニュファクチャラー選手権首位に/WRC第3戦ケニア

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ラリー/WRC | サファリのトヨタここにアリ。熾烈なサバイバルを1-2で制しマニュファクチャラー選手権首位に/WRC第3戦ケニア

 熾烈なサバイバルラリーを申し分のないの成績で戦い抜いたTGR-WRのヤリ-マティ・ラトバラ代表は、「今回もサファリ・ラリーで優勝し、ここケニアで今シーズン最初の優勝を飾ることができてとても嬉しい」と勝利を喜んでいる。

「カッレ(・ロバンペラ)は、最初から非常にクレバーなアプローチで走り、ラリーを自分の支配下に置いていた。週末を通してトラブルとは無縁であり、素晴らしいクルマを用意したチームに心から感謝したい。また、アタックするタイミングと、クルマをセーブするタイミングを考えながら走ったカッレの戦いも称賛に値する」

2024年WRC第3戦サファリ・ラリー・ケニア
2024年WRC第3戦サファリ・ラリー・ケニア 1-2フィニッシュを飾ったTGR-WRTとヤリ-マティ・ラトバラチーム代表

「(勝田)貴元が総合2位で表彰台に上ったことも、本当に嬉しく思う。サファリは彼が本当に大好きなラリーだと思うし、前戦のスウェーデンでは悔しい思いをしただけに、これは彼にとってもチームにとっても本当に良い結果となっただろう」

「エルフィン(・エバンス)は残念ながら運に恵まれなかったが、チャンピオンシップのためにできるだけ多くのポイントを獲得しようと、本当に頑張って戦い抜いたと思う。我々としてはまずこの瞬間を楽しみ、次なるチャレンジであるクロアチアに向けて努力をしたいと思う」

 WRCの次戦は、4月18日(木)から21日(日)にかけてクロアチアの首都ザグレブを中心に開催される『クロアチア・ラリー』。2021年にWRCとして初開催され、今年で4年目を迎えるこのイベントはターマック(舗装路)が舞台となる。

 ステージはハイスピードなセクションとテクニカルなセクションが入り交じり、舗装自体のコンディション変化も大きいためグリップが変わりやすいことが特徴となる。また、コーナーのイン側をショートカットする“インカット走行”によって、路肩から大量の泥や砂利が舗装路面に掻き出されるため非常に滑りやすくなる高難易度のラリーとしても知られる。

 TGR-WRTからは、勝田組とエバンス組に加え、セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組がエントリーして3台のトヨタGRヤリス・ラリー1で総合優勝を目指す。第4戦『クロアチア・ラリー』は、4月18日(木)~21日(日)に開催される予定だ。

カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)
2024年WRC第3戦サファリ・ラリー・ケニア カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)
勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)
2024年WRC第3戦サファリ・ラリー・ケニア 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)
エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)
2024年WRC第3戦サファリ・ラリー・ケニア エルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)


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