いよいよ2024年シーズン最後の、そしてタイトルを決する戦いが始まる。決戦の舞台は日本。愛知・岐阜開催3年目のラリージャパンで、数字上もっとも王座に近いのはティエリー・ヌービルとヒョンデ。ヒョンデにとっては2020年以来のマニュファクチャラー王座と、初となるドライバー王座の両方を“敵地”日本で決める千載一遇の好機到来である。

 現在、ヌービルは25ポイント差でチームメイトのオット・タナクをリードしている。選手権3位、トヨタのエルフィン・エバンスは40ポイント差の3番手となり、タイトル争いからはすでに脱落。5年連続でトヨタの選手が守り続けてきたドライバー王座の可能性は、最終戦よりも前に潰えてしまった。

 一方、マニュファクチャラー選手権をめぐる戦いは、少々予想が難しい。首位ヒョンデと2番手トヨタの差は15ポイント差であり、こちらもヒョンデが有利であることは確かだが、トヨタが今年の第11戦チリの時のようにワン・ツーフィニッシュを含むパーフェクトゲームを達成すれば、ラリージャパンだけでも合計55ポイントを加算することができる。

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