結局、ペターとともに3戦連続ファイナル進出のクリストファーソンもあと一歩及ばず。エクストロームが盤石の開幕3連勝を決め、2位にクリストファーソン、3位にプジョーのティミー・ハンセンが入り、今季初の表彰台を獲得した。

「今日は本当にマシンが良かった。ファイナルの前に雨は降って欲しくなかったけど、状況に最大限適応できるように集中した。スタートラインは本当にスリッピーだったからね。準決勝では少し攻めすぎて、ザックスカーブでコースオフしていたから、マティアスとヨハンという手強い相手と戦えて満足しているよ」と、3位表彰台を決めた24歳のティミー・ハンセン。

MJPレーシング・チーム・オーストラリアのケビン・エリクソンは準決勝でアウディ、プジョーと絡む多重クラッシュ
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 以下、4位にペター、5位にローブと続き、ヘイキネンが6位フィニッシュとなった。

 そして、ポディウムの頂上に立った20分後には、DTMのレース2に向けた予選を戦うことになっていたエクストロームは、アウディRS5 DTMのコクピットに飛び乗る直前に、喜びのコメントを残した。

「アウディと僕らのチームにとって本当にハッピーな週末になった。ダブルヘッダーを実現してくれたみんなのハードワークに心からお礼を言いたいし、その努力に報いる結果になったね」

 これで選手権ポイントで2位のクリストファーソンに16ポイント差とリードを拡大。3位にペター、4位にローブと続いている。

「マシンバランスを改善するため夜通し働いた」と語るヘイキネンはファイナル6位
「マシンバランスを改善するため夜通し働いた」と語るヘイキネンはファイナル6位

 次戦第4戦のベルギー・ラウンドは連戦となり、5月12日に開幕。地元ベルギーのスターである元WRCドライバーのフランソワ・デュバルのスポット参戦など話題満載だが、昨年はエクストローム、その前年まではヘイキネンが2連覇しており、チームEKSにとってゲンの良いトラックとなっている。

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