TOYOTA GAZOO Racing WRTのチーム代表、トミ・マキネンは「ラリー・ポルトガルに向けて、サスペンションやその他いくつかの部品について新しいことを試した」と語ったが、「天気がとても悪く、テストの結果がどれほど現実的なのかは分からないんだ」と続けた。
「また、ラリーではその時々の走行条件に大きく左右されることが多いため、どうなるか予想するのは難しい。我々にとっては未知なる部分が多いラリーだが、これまでやってきたように、未舗装路におけるクルマの性能を着実に高めていきたいと思っているよ」
「今回はテストを目的に3台目のヤリスWRCを走らせるが、エサペッカ(・ラッピ)によってさらに多くのデータを得られると期待しているんだ」
ヤリスWRCで初めての実戦に挑むラッピは「これまでテストを重ねてきたが、実戦の場はまったく違うものになると思う」とコメントした。
「ヤリスWRCで初めてラリーに出場することになり、本当にわくわくしているんだ」
「しかし僕がすべきことは、できるだけ多くのデータを収集すること。そのためには、完走が何よりも重要だ」
「とにかく冷静な気持ちを保ち、集中してラリーに臨みたいと思っている」と意気込んだ。
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