オジエは第5戦アルゼンティーナでタイヤの摩耗に苦しみ、総合4位でフィニッシュ。今季初めて表彰台を逃していた。そのためラリー・ポルトガルに向けて、チームはオジエが苦戦した原因の特定に取り組んできたという。

 ウィルソンは「(第5戦アルゼンティーナで)セブは、オット(・タナク)やエルフィン(・エバンス)とは違う仕様のディファレンシャルを使っていた」と第5戦を振り返る。

「事前のテストで、オジエはアルゼンティーナにマッチするセットアップを見つけていた」

2017WRC第5戦アルゼンティーナ セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)
2017WRC第5戦アルゼンティーナ セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)

「ただ、我々は別スペックのディファレンシャルをふたつしか準備しておらず、彼は両方とも使用したいと望んだ。つまり、ほかのふたりとは異なるセットアップで走ることになったんだ」

「そして、セブはアルゼンチンでタイヤの摩耗に苦しめられた。セブはタイヤに優しい走りをするドライバーだから、何かが間違っていたんだ」

「我々はセットアップに原因があると考えて、ポルトガルに向けて解決策を持ち込んできた」

 ラリー・ポルトガルに向けた事前テストで、オジエは新たなセットアップに手応えを感じたといい、ランキングでのリードを拡大できると自信を覗かせている。

2017WRC第5戦アルゼンティーナ セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)
2017WRC第5戦アルゼンティーナ セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)

「この数カ月、ラリー・ポルトガルに向けてさまざまな開発テストを重ねてきた」とオジエ。

「そのおかげで、自信を持ってラリー・ポルトガルに挑めるよ」

「ただ、今年は例年以上に僅差の争いになっていて、どのチームにも優勝のチャンスがある。初日に道を切り開く先頭走者を務めるから、難しい戦いを強いられるかもしれないけど、僕たちはポルトガルに高い目標を掲げているし、チャンピオンシップでのリード拡大という目的を持って望む」

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