「昨年、プロトンのファクトリーでこのモデルを見たとき非常に興奮したのを覚えている。まさにベースとして最適なロードカーがようやく現れたと思ったんだ」と、MEMのクリス・メラー。

「アイリスのサイズと形状はラリーカーとして理想で、すべてが正しい位置に配置されている。全長はかつてのサトゥリアよりも短いが、ホイールベースは長く、ストラット・トップの位置は正しいポジションに来ている」

「冷却に必要な開口面も確保できそうだし、素晴らしいベースカーを手に入れたと言える。あとはすべての要素を搭載すればいいだけだ」

「エンジンも本当に強力でパワフルだ。実績のあるエボXのものをスケールダウンしているので、これを強化する際には有利に働く要素となる」

「そのエンジンに、Xトラック製のミッション、レイガー製のダンパー、ブレンボのブレーキシステム、コスワースの電装系など、すでに定評あるパーツで構成し、R5カーを仕立てていく」

 MEM社はこのマシンをWRC2クラスと、APRCの双方へ送り込みたい考えを持っており、それが実現すれば、4年前にサトゥリア・ネオの生産終了とともに途絶えていたプロトンのラリー・プログラムが復活することとなる。

かつての「プロトン・サトゥリア・ネオS2000」はSWRCでも勝利を記録するなど活躍
かつての「プロトン・サトゥリア・ネオS2000」はSWRCでも勝利を記録するなど活躍

「プロトンはその間も、ラリーへの興味と情熱を失ってはいなかったし、この競技で戦いたいという意向をもっていたんだ」と、メラー。

「ただ、最適なベースモデルが存在していないだけだった。プロトンは我々とともに再びこの場所に戻ってくることに興奮している」

「まだ多くの仕事が残されていることは確かだが、この後は多くのR&D作業とテストをこなしていくことになるだろう。グッドウッドでのデビューは野心的目標かもしれないが、仕事は順調に進んでいるよ」

R5規定マシンとなれば、多くのカスタマーへの供給も期待される
R5規定マシンとなれば、多くのカスタマーへの供給も期待される

 この『プロトン・アイリスR5』は左右ハンドルが設定され、2018年シーズンのWRC参戦を果たすには、同年の1月1日までにFIAによるホモロゲーションを経る必要がある。

本日のレースクイーン

葵くみあおいくみ
2026年 / スーパーGT
チームマッハ 2026 エアバスター アンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    倒す相手を、信じてる。小林利徠斗 × 野村勇【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 2

    倒す相手を、信じてる。小林利徠斗 × 野村勇斗
    【FORMATION LAP Produced by auto sport】
    2026 Episode 2

  • auto sport

    auto sport 2026年9月号 No.1623

    [ SUPER GT 熱闘“再点火”特集 ]
    RE:IGNITION

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円