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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.10.04 22:59
更新日: 2017.10.04 23:00

トヨタの若手ラッピ「ラリー・スペインはタイプが完全に異なる1戦」/WRC第11戦スペイン事前コメント

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ラリー/WRC | トヨタの若手ラッピ「ラリー・スペインはタイプが完全に異なる1戦」/WRC第11戦スペイン事前コメント

■シトロエン/シトロエン・レーシング

●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)

「充実したテストセッションを行うことができたし、セブ(セバスチャン・ローブ)との仕事は興味深いものだったよ。改善の余地はつねにあるものだ。でも僕たちは正しい方向へ進んでいると思う。また競争の場へ戻ることを楽しみにしている。不満足な結果だった(第10戦)ラリー・ドイチェランドと長い休みの後だからね」

「今回が僕にとって10回目のカタルーニャ・ラウンドになるなんて、とても信じられないよ! 可能性の面で言えば僕たちの出走順は有利だけど、それもダストの状態や雨が降っているかどうかに左右される」

シトロエンC3 WRC
シトロエンC3 WRC

「最後の2SSでは、C3のターマックにおけるパフォーマンスレベルのすべてが明らかになるだろうね。一番重要なことは、僕自身が走行を楽しむことだ。楽しんでいれば、いい結果を目指すことができるし、チーム全体にとって良いニュースがもたらされるだろうから」

●ステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC)

「シトロエンC3 WRCでの走行に戻ることができて嬉しいよ。ラリー・ポーランドを総合5位でフィニッシュしてから3カ月になる。ここは比較的不慣れなコースだから、各ステージで適したペースを見つけていかなければならないだろう。このラリーでは間違いなく僕がフィールドで一番経験に乏しいドライバーだということを心に留めておく必要がある」

「先週のテストには満足しているよ。今回初めて、フロント対リヤタイヤの新しいトルク配分を試す機会があったんだ。このアップグレードは僕のドライビングスタイルに良く合ったから、とてもポジティブなテストになったね。コンディションが良ければ、僕たちの1日目の出走順を大いに活かすようにするよ」

●カリッド-アル・カシミ(シトロエンC3 WRC)

「ラリー・スペインに出るのは今回で10回目になるんだ! このラウンドはWRCカレンダーのなかでも僕のお気に入りのひとつだよ。ミックスサーフェスのルートに挑むのが好きなんだ。特にステージの間にグラベルからターマックに切り替わり、より速くドライブできるようになるところがいいね」

「ラリーの雰囲気もとても気に入っている。サポーターたちは信じられないくらい素晴らしいし、運営組織もとてもきちんとしている。だから僕は毎年カタルーニャに戻って競争に加わっているんだ」各ステージで適切なペースを見つけ、できると思った時はプッシュしていく。クリス(・ミーク)とステファン(・ルフェーブル)の健闘を祈っているよ」

■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT

●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「初日がグラベル、残る2日間がターマックという組み合わせを気に入っているよ。スペインの舗装路はまるでサーキットのようで、WRC最高のターマックSSだと思う。グラベルに関しても、とてもいいSSが揃っているんだ」

ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「スペインに向けては今週2日間テストを行なった。ターマックではサスペンションを、グラベルではディファレンシャルを集中的にテストしたよ」

「我々のクルマはグラベルのフィンランドで勝つだけの速さがあり、ターマックのドイツでも高いパフォーマンスを示した。だから、スペインでもきっと高い競争力を発揮できると信じている」

●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)

「事前のテストではドイツの時のように、クルマはとてもいいフィーリングだった。本番でもドイツと同じようにラリーを戦う予定だよ」

「しばらくこのラリーに出ていなかったから、ここ数年間同じコースを使い続けている金曜日のグラベルSSは私にとって大きなチャレンジとなる。だから、ライバルと対等に戦うためには、かなり攻めて走る必要があるだろうね」

「ただし、去年のように雨が降らない限りは、それほど大きな差はつかないのではと思う」

「ターマックの土曜日と日曜日に関しては、いくつか新しいSSがあるから、自分にとってはプラスになるのではないかと期待しているよ」

●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

「グラベルとターマックが混合するスペインは、とても挑戦し甲斐があり、今季これまで自分たちが戦ってきた他のラリーとはタイプが完全に異なる」

「グラベルのSSは(第6戦)ポルトガルと似ていると思う。ターマックのSSは非常にユニークで、世界でもっとも素晴らしいターマックステージだと思うよ」

「スペインのターマックはクリーンかつスムーズで、(第4戦)フランスのコルシカ島の道ほどツイスティではなく、(第10戦)ドイツの道ほど幅が狭くないため、運転がとても楽しく、ラリーのスタートが待ちきれない」

「前戦のドイツは浮き沈みが激しいラリーだったけど、最終的には競争力のある速さを得られたから、スペインでは両方の路面で良いパフォーマンスを発揮することができると思う」


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