■シトロエン/シトロエン・レーシング
●カリッド・アル-カシミ(シトロエンC3 WRC)
「前回ウェールズ・ラリーGBに出場したのは2010年なんだ。だから、僕にとってはまったく新しい挑戦になる。このラリーがどんなに難しいかわかっている。特に天気がステージをひどく(路面を)ぬかるむ状態にしてしまうことがあるからね」
「ウェールズに行く前、1日のテストに参加する予定だ。C3 WRCのセットアップを僕のドライビングスタイルに合わせられるよう、チームの経験を頼りにしている」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)
「イギリス・ラリー選手権やWRCへ出場しているから、このイベントのことはよくわかっていると思う。ここには良い思い出がたくさんある。ハイライトはジュニアWRCタイトルを獲得したときだ。2011年のことで、一層特別だったのは、その時の僕のコドライバーのガレス・ロバーツがウェールズ出身だったことだ」
「直近のラリーを欠場してから、シーズン最後の2ラウンドでC3 WRCに戻れてうれしいよ。コンディションがランキングに影響することを考えると、特定の目標を設定するのはとても難しい」
「でも、これまで6度も5位でフィニッシュしたから、もう少し上を狙いたいね!」
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)

「ウェールズ・ラリーGBは僕にとって、とても特別なイベントだ。ほぼ20年前に、初めてのラリーをここで戦ったんだ! だから一番よく知っているイベントだし、ここの路面は僕と相性がいい」
「ラリー・スペインでの優勝はチーム全体の士気を素晴らしく高めることになった。だからといって、このイベントで何かが保証されるわけではない。ウェールズの森の中でどの程度のパフォーマンスレベルを出せるか様子を見ることになる」
「間違いなく、多くのことが天候に左右される。もし雨が降るとなると、金曜日に9番手で出走することはハンデになる。いずれにせよ、僕のやる気は十分だ。シトロエンのためにまた良い結果を出すため、できることはすべてやるつもりだ」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「イギリスは私がラリードライバーとしてのキャリアをスタートした場所で、ラリーGBは初めて出場したWRCイベントだ。だから、イギリスは第2の故郷のように感じるよ」
「ラリーGBには、メイヘリンやディフナントなど素晴らしい歴史的なSSがあり、とても楽しみだね。最近のラリーではクルマにいくつか技術的な問題が生じたが、チームはすでにそれらを完全に解決済みであると確信している」
「今季残る2戦で良い結果を残して、この素晴らしいシーズンを終えられることを願っている」
「シーズン序盤の数戦は手強いラリーだったが、シーズン終盤のラリーよりもクルマに対しては幾分優しかったのではないかと思う。今年はチームにとって参戦初年度であり、我々はまだつねに多くのことを学んでいる」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)

「ラリー・スペインで自分たちが成し遂げた結果に満足しているので、自信を持ってラリーGBに臨むことができる」
「自分にとっては今年最後のラリーとなるため、とにかく楽しんで走りたいね。最後にラリーGBへ出場したのは2014年だけど、幸いにも大部分のSSは以前と変わっていないんだ」
「ウェールズでの実戦経験は充分とはいえないけど、ずっと好きだったラリーだから、いい戦いができればと思う」
「特別なプランはないけど、これまでうまくいった時のように、SSごとにペースを上げていくつもりだよ」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

「事前のテストはうまく行った。しかし天気はとても奇妙で、冬用のジャケットと帽子を持って行ったけど、ホテルを出ると気温は22度もあったよ」
「ラリーGBのSSは雨で湿り泥に覆われていることが多いけど、それでも自分たちが行ったテストはきっと役に立つはずだ。濃い霧が出ると一気に難易度が上がるので、そうならないといいけどね」
「テストではサスペンションのセッティングを少し変え、それ以外にも、ラリー・スペインで得た教訓に基づく改良をいくつか施した。その結果、大きな進化を果たすことができたと思う」
「ラリーGBに対しては基本的にいいフィーリングを持っているから、SSを走るのが楽しみだよ。そして、最終的によい結果でフィニッシュできればと思う」
