またドライバーのシシェリ自身は、すでにアナウンスがあったとおりイギリスのプロドライブが製作する『ルノー・メガーヌR.S.RXスーパーカー』で、来季WorldRXには2台体制となるGCKチームからの参戦が決定。
今季2017年は、オーレのFORS PERFORMANCEから暫定型のルノー・クリオR.S.RXスーパーカーで、WorldRXの数戦にエントリーし、2018年本格参戦に向けてのプラクティスとデータ取りを進めてきた。
「僕はこの1年間、ステファンとFORS PERFORMANCEとともにラリークロス参戦に向けてのデータ収集に取り組んできた。もちろん、新たなルノーのマシンにもそれは活かされるだろうし、僕自身もラリークロスのドライビングに没頭してきた」と、シシェリ。
「ステファンとアッテをサポートし新たにG-FORSチームを組織したのは、才能ある若手を発掘・育成し、世界選手権の舞台に送り込むことを目的としている。G-FORSを踏み台に、世界選手権の舞台にステップアップするためのエキサイティングな機会を提供し、WorldRXで将来的にチャンピオンとなるようなドライバーが出てくるのが、今から楽しみだよ」
また、2017年の第9戦フランスのロエアック・ラウンドでデビューしたスーパー1600クラス向けマシン、『アルファロメオ・ミト・スーパー1600』も、来季のWorldRXフル参戦に向けイタリアを拠点とするテデック・レーシングがマシンのアップデートを敢行。
これまで同チームが主戦場としてきたEuroRXからのステップアップを目指すとしている。


