市販車部門5連覇を目指すトヨタ車体は、クラス首位につけていたクリスチャン・ラビエル/ジャン-ピエール・ギャルサン組328号車トヨタ・ランドクルーザーが走行中にエンジン内の部品が破損してストップ。13時時点でもフィニッシュできていない。
三浦昂/ローラン・リシトロイシター組337号車は、ラジエターの点検中に後続車から接触される不運があったが、クラストップでステージを完走した。
トラック部門に参戦している日野チーム・スガワラは、菅原照仁/高橋貢組511号車が総合4番手でステージ4を完走している。
二輪部門では前日のステージ3で総合首位につけていたサム・サンダーランド(KTM450ラリー)が着地の際、背中に痛みを感じ医療援助を要請。ペルーの首都リマにある病院に搬送されたためリタイアとなった。
これにより総合首位には、ステージ4を制覇したエイドリアン・バン・ベーフェレン(ヤマハWR450F)が浮上している。総合2番手はパブロ・キンタニヤ(ハスクバーナFR450)、総合3番手はケビン・ベナバイス(ホンダCRF450RALLY)が続いている。
1月10日のダカールラリー5日目は、サン・ファン・デ・マルコナからアレキパへ向かう構成。SS距離は266km、リエゾンを含む移動距離は774kmとなっている。
