■シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)/デイ1総合9番手

「雪の上でアンダーステア気味になり、ハンドブレーキを引いたが、結局道の真ん中でスピンしてしまった」
「大抵は、ハンドブレーキを使ってターンして、また走り出すんだが、今回は落ち着いてマシンをバックさせ正しい方向へ向けることにした。そうしたら残念なことに溝に滑り落ちてしまった」
「ばかげた、イライラさせられるミスだったよ。次のステージでも良い気分ではなかった。でもまだラリーの先は長い」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)/デイ1総合7番手
「最初のステージでは、スタックして30秒も失うところだった。再スタートするのに観客の手助けが必要だった。その小さなミスがなければ、僕たちはステージ優勝を掴めたかもしれない」
「そして次のステージへ行くロードセクションでは、セーフティクルーから訂正を受けたのでタイムを失い、タイムコントロールに遅れて到着することになった。そこで10秒のペナルティーを受けることになってしまったんだ」
「それにスタート前に調整する時間がなく、タイヤの空気圧も適正ではなかった。理想的なスタートではないが、すべてがうまくいっていたときの自分たちのペースにはとても満足している」
■トヨタ
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合6番手

「SS1のスタートではややナーバスなフィーリングがあり、凍った路面でどうなるのか不安だった。最初はうまくいっていたけど、その後2回スピンしエンジンをストールしてしまった」
「かなりフラストレーションの溜まるドライビングを強いられ、大きくタイムロスしたが何とか乗り切ることができた」
「ただし、こういったドラマに遭遇したのは私だけではなかったと聞き、少し救われた気がしている。2本目のSSでは数カ所で少し注意深く走りすぎたけど、タイムは問題なかったから明日も頑張りたいと思う」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合5番手
「コースの路面状態はとても難しく、実にモンテカルロらしいスタートとなった。SS1の最初の1kmは完全なドライコンディションでしたが、その後は全面氷に覆われたような路面だったんだ」
「途中の凍結路面では左前輪を雪壁に引っ掛けてしまいマシンが滑ってストップし後退をしなくてはならなかったけど、すぐに走り出せたのでラッキーだったといえる」
「今日、我々のタイヤ選択は少し攻めすぎていたのかもしれないね。SS2に向けてサスペンションのセッティングを少し変更したところ、タイヤのグリップがよくなり走りを楽しめるようになった」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)デイ1総合4番手
「最初のステージはとても難しいコンディションだったけど、うまく走ることができたよ」
「2本目のSSは他の選手たちがよく知っているステージで、昨年自分はあまりうまく走れなかったから、タイムを失うことになるだろうと予想していた。道にはすでに多くの砂利が出ており、汚れた路面での自信を少しなくしていたから、少し慎重に走り過ぎたかもしれないね」
