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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.02.14 17:00
更新日: 2018.02.16 11:45

ラトバラ「クルマは昨年よりも確実に進化」/WRC第2戦スウェーデン事前コメント

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ラリー/WRC | ラトバラ「クルマは昨年よりも確実に進化」/WRC第2戦スウェーデン事前コメント

■Mスポーツ・フォード

●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)

「この週末は、クラシックなラリー・スウェーデンに必要なものがすべて揃った、真のウインターラリーを経験することとなりそうだ。地元からのレポートによれば、路面は雪と氷で固くなっていて、雪壁の高さも充分らしい。このイベント前にドライバーが聞きたかったコンディションだよ」

「このコンディションなら、信じられないくらいの速さで走ることができるし、雪壁に車体を預けてコーナリングもしやすくなる。走っているときは本当に最高の気分だけど、同時にチャレンジングでもある」

「この速さで雪上をドライブするには技術が求められるし、正確さも必要だ。(コーナリングで車体を預ける)雪壁の強度を完璧に読み切る必要があるし、去年より積雪も多いから、ペースノートにはいろいろな情報を詰め込まないといけないね」

「僕自身、先頭走者を務めることになるから、コースコンディションの様子を見る必要もある。ぼくたちとしては(本格的に競技がスタートする)金曜日に新雪が積もっていないことを祈る」

●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)

エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)

「ラリー・スウェーデンはみんなが楽しみにしているイベントだよ。クラシックなラリー・スウェーデンでは、ぼくたちが予想しているように、信じられないようなスピードを出すことができる。上手くできれば、年間カレンダーでも、もっとも楽しいラリーのひとつになるね」
「雪面でのフィーリングはグラベルでのドライビングからほど遠いわけではないけれど、独特のテクニックも必要で慣れるまで少し時間がかかるんだ」

「新雪が積もっていると路面コンディションが読みづらくなるから、視界の面でもチャレンジになる。事前のレッキ(下見走行)とペースノートづくりを完璧にしなければならないけど、準備は整えた。戦うのが本当に楽しみだ」

「もっといい結果を出せたはずのモンテの借りを返したいという気持ちがある。とにかく頑張るよ!」

●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)

「北スウェーデンで何度かテスト走行を終えたところだけど、すごくよかったよ。前年のラリー・フィンランド以降、フィエスタWRCを運転していなかったけれど、テストでマシンに馴染むことができたから、ラリーのスタートに向けて準備は整った」

「また表彰台にチャレンジできたら最高だよ。だぶん、それが現実的な目標だけど、それを達成するにはパーフェクトにラリーを運ばないといけないね」

「また今年は8戦に出場する機会があるから、すこし違うアプローチも検討しなければならない。2017年は、単に僕たちの未来と、僕たちの実力を見せることにフォーカスしたけれど、今回はチャンピオンシップのために、ポイントを獲得することも考るひつようがあるんだ」

「天候の面では、氷点下の気温と高い雪壁があると聞いているけれど、まずはレッキしてみないとね」

「どんなコンディションであれ、とにかく高速なイベントだ。これくらい高速なラリーでは、タイムを稼ぐのが難しくなる。だから、最初のステージからペースを掴む必要がある」

■ヒュンダイ・モータースポーツ

●アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)

「ラリー・スウェーデンは僕にとって特別なイベントなんだ。なぜなら、僕の母国であるノルウェーとの国境を超えてラリーをするチャンスだからね」

「たくさんのファンや家族、友人たちからサポートされている。美しいイベントだし、週末を通して独特なスタッドタイヤで雪と氷の上を走行していく唯一のイベントだ。グリップレベルは素晴らしいし、その感触は信じられないくらいだよ」

「今年は雪だまりがかなりあると予想しているから、限界を探ることができるようになる」

●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)

ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)
ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)

「昨年僕たちはスウェーデンとノルウェーでのステージでかなりの速さを出すことができたけど、残念ながら物事はいいように向かわず、競技3日目でリタイアせざるを得なかった」

「今年はさらにいい結果を出すとともに、もう一度優勝に挑戦することを目指している。(ラリー・)スウェーデンは本当に独特なイベントだ。ラリー全体を完全なスタッドタイヤを履いて戦うという、唯一の場所だからね」

「シーズンのなかでも最速のラリーのひとつだ。コクピットの中では爽快な気分になるし、ステージ沿いのファンたちもそう感じるだろうね。いい走りを見せたいし、なによりも好成績を出したいと思う」

●ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC)

「(第1戦は不参加のため、)僕の2018年シーズンがついに始まろうとしているのが待ちきれないよ。(2017年最終戦の)ラリー・オーストラリアを戦ってから、とても長い時間が経った気がする」

「スウェーデンは僕たちにとって新たなスタートになるだろう。2年前にここで表彰台フィニッシュを飾ったいい思い出がある。そのときのパフォーマンスを再現できたらと思っているよ」

「最近のテストでまたマシンに慣れることができて、とてもよかった。僕たちは素晴らしい冬のドライビングコンディションを楽しむことができたんだ。ラリーではもっと楽しめるだろう。良い結果も出せたら、僕のシーズンのスタートは完璧なものになる」


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