「もちろん、金曜日はチーム全員にとって残念なスタートになってしまったが、その後ヤリ-マティ(・ラトバラ)は復活し、デイ3からの2日間をミスなく走りきっている」

「エサペッカ(・ラッピ)はポディウム争いに加わり、テーム・スニネンとの戦いは実に素晴らしかったと思う。ふたりの若きフィンランド人による激しいバトルは本当に見応えがあったよ!」

「結果的に競り勝つことはできなかったが、パワーステージを制して5ポイントを獲得するなど、2日間に渡るエサペッカの懸命の努力は報われたと言えるだろう。我々は今回のラリーから多くを学び、次回はさらに力強い戦いをしたいと考えている」

 金曜から孤軍奮闘を続けたラッピは「今日も最初から最後まで全開で走り続けたが、最後までスニネンに追いつくことはできなかった。本当にタフな戦いだったけど、彼はポディウムフィニッシュに相応しい素晴らしい走りをしたと思う」と同郷のライバルに賛辞を贈った。

 再出走後の2日間はミスなく走ることができたというラトバラは「今日のステージは以前よりも難易度が増しており、次戦サルディニアに向けてクルマのセットアップを学ぶことができたのは収穫だった」と語り、「おかげで、とても前向きな気持ちで次戦に臨むことができるよ」と続けた。

 WRC次戦第7戦イタリアは6月7~10日、地中海に浮かぶイタリア・サルディニア島が戦いの舞台となる。2017年大会ではタナクがWRC初優勝を飾り、ラトバラが2位を獲得している。

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

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