■トヨタ
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
「スウェーデンに向けて充分な準備ができていると思うけど、このラリーでは週末を通してどのような路面コンディションとなるのかを正確に知ることは困難だ」
「昨年は多くの降雪があり、路肩には大きな雪壁ができるなど典型的なウインターラリーのコンディションだった。しかし、新雪によってタイヤのグリップが充分に得られず、早い出走順だった我々にとっては厳しい状況だったんだ」
「今年はトップ争いができることを期待している。スウェーデンのステージは流れるように高速で、もし条件が合えば本当に楽しめるラリーだし、我々のクルマもきっと力を存分に発揮できるだろう」
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「今年のラリー・スウェーデンは私にとって特別な意味を持つ1戦となる。かつて私は2008年のスウェーデンでWRC史上最年少優勝ドライバーとなり、それから11年後の今年はもっとも経験豊かなWRCドライバーとなるんだ」
「今、フィンランドでは充分な積雪があるから、ラリー・スウェーデンでも同様のコンディションとなることを願っている。もしそうなれば、素晴らしいウインターラリーとなるだろうね」
「2017年にヤリスWRCで初優勝した時のように、優勝争いをできることを期待しているよ。ただし、そのためにはモンテカルロでは完全には得られなかった、良いフィーリングをつかむ必要がある」
●クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)
「開幕戦のモンテカルロは私にとってポジティブなスタートとなったが、当面の目標は変わらない。クルマについて学び、そしてドライビングを楽しむこと。それが、開幕戦から続くそれぞれ大きくタイプが大きく異なる3つのラリーを戦う上での私の目標だ」
「この前、スウェーデンに向けての充実したテストを、フィンランドで3日間行なった。雪道用のセットアップで初めての走行だったけど、それは素晴らしい経験だったよ」
「とても良いフィーリングが得られたけど、ラリー本番では気温の変化によってコンディションが大きく変わることを忘れてはならない。できれば、安定した良いコンディションで、皆が楽しめるようなラリーになることを願っているよ」
