チーム代表のトミ・マキネンは「我々はスウェーデンで素晴らしい勝利を手にしたが、メキシコでも良い戦いができると確信している」と自信を覗かせる。
「高い標高と高い気温により、これまではつねに厳しい戦いを強いられてきた。しかし、この1年の間に、そのような状況におけるクルマの信頼性とパフォーマンスの両方を向上させるべく、多くの作業を重ねてきたんだ」
「特に、冷却系については力を入れて開発した。先週スペインで行なった事前テストはとてもうまくいったから、準備は十分にできていると思う」
ポイントリーダーとしてラリー・メキシコに臨むタナクは「(第2戦)スウェーデンの翌日月曜日から2日間グラベルテストを行なうため我々はスペインに直行した。テストでは多くの異なることを試し、メキシコに向けてできる限りの準備をしたよ。メキシコではきっと競争力があるはずだ」とコメント。
ラトバラは「ここまでのところ、私が望んでいたようなシーズンスタートとはなっていないが、しかし今回のメキシコではポジティブな要素がある」と述べている。
「それは金曜日の出走順が8番手と、有利な位置からスタートできること。先週はスペインでとても良いテストができた」
「クルマは昨年のラリー・オーストラリアで優勝した時とほぼ同じセッティングで、いくつか小さな調整を加えた」
これがトヨタ移籍後、初のグラベル戦となるミークは「ここ数年、メキシコでは良い戦いができている。今回は違うクルマだが、再び勝利のために戦えることを願っている」とコメントした。
