■ヒュンダイ・モータースポーツ
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合6番手
「午前中のパンクによって、ここメキシコでの週末をポジティブなものにするという希望が消えてしまった。この状況について落胆を隠すことはできなかったが、ステージを進むにしたがって、順位を挽回するためにできる限りのことをした」
「(パンクが起きたステージでは)スタートから5〜6km進んだところで、いくつかあった大きな石を避けようとしてコースを外れそうになった。そして石のひとつに当たってパンクしてしまったんだ。できることは何もなかったよ」
「こうしたグラベルステージでは、出走順が重要な役割を果たすが、残念ながら今週末は戦いが進んでも出走順が有利になることはなさそうだ」
「いら立ちは大きいけれど、もちろん僕たちは決して諦めないよ」
●アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2リタイア
「午前中は順調だったが、午後は完全に運が逆転してしまった。いいスタートを切りたいと思っていたし、そうすることはできたんだ。エル・チョコラテ(SS2/5)が重要な鍵となることは分かっていた。誰もがよく知っている、この日最長のステージだ」
「ステージの構成は毎年少しずつ変わっているけど、順調に走行できるよう懸命に努力し、午前の走行ではステージ優勝を獲得した」
「でも2度目のエル・チョコラテでの走行で石に当たり、パンクしてしまった。タイヤを交換したけれど、その後たった10km進んだところで、サスペンションが壊れてしまった。石に当たった衝撃のせいだ。結局リタイアせざるを得なかったんだ」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2リタイア
「僕とカルロス(デル・バリオ/コドライバー)にとってはうれしいWRC復帰戦だった。スタートから首位に近いところで戦うことを期待していたし、1日のほとんどでそうすることができた」
「ヒュンダイi20クーペWRCの感触はすぐに良くなり、何度か強力なステージタイムを記録した。総合2番手を走行していて、首位からはたった4秒差だったが、オルテガのステージ(SS6)のあとで、電気系統に問題が出たんだ」
「リエゾン(移動区間)でマシンを止めて、修理しようとしたけれど、無理だった。表彰台に向けて強力な結果を出せる本物のチャンスや、ありとあらゆる可能性があったんだ。でも、もはや不可能だ。チーム全体にとって本当に残念なことだよ」