■Mスポーツ・フォード

●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)

「サマーブレイクが本当に長かったから、早くラリーカーに戻りたいね。ラリー・フィンランドはお気に入りのイベントのひとつで、ホームでのラリーには特別な思いがある。だから、もちろんフィンランドでいい結果を残したい」

「昨年より今年はいいペースで戦えると思う。それに、僕の経験値は競争力を発揮できるレベルに達している。先週、2日間の事前テストを行ったけど、マシンも12カ月前より競争力があると感じた」

「だけど、もちろんライバルたちも同様にステップアップしているから、現実的にならなければならない。昨年は6位でフィニッシュしたから、目標は少なくともそれ以上のポジションだね」

●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)

「エルフィン(エバンス)の完全かつ早急な回復を願っている。こういった状況でWRカーに戻りたくはなかったけれど、それが僕たちに配られたカードだ。Mスポーツとフォードがチャンスを与えてくれたことを誇りに思う」

「ラリー・フィンランドはドライブしていて、いつも満足感を得られるイベントだから、フィエスタWRCのようなマシンで走ったらどうなるか想像がつかない。このラリーとこのマシンには毎回驚かされるからね!」

「僕たちはポルトガルで力強い最上位クラスデビューができたけど、まだ改善しなければならない箇所がたくさんある。フィンランドはさらに大きなチャレンジになるだろうね。僕は高速なラリ—の方がうまく戦える傾向があるから、さらにステップアップできたらうれしい」

「(前回出場したラリー)ポルトガルに向けては6カ月の準備期間があったけど、フィンランドへ向けた準備期間は6時間と言ってもいいくらいさ。呼び出しがあって、その次の日にはテストに向かっていたよ。クレイジーだと思ったけど、すぐに快感に変わったよ。テストチームの働きが素晴らしかったから、このラリーへ向けた競争力のあるパッケージが得られたと思う」

「だけど、週末はまだ“歩けるようになる前に走ってはならない”(基本を身につける前に、次の段階にはいってはいけない)というスタンスを貫かなければならない。僕のポテンシャルは証明できたけど、表彰台入賞を目指すにはまだ登るべき山があるのが現実だ。それが分かっているから、できるだけ多くの経験を積みたい」

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