「ラリー・フィンランドでの素晴らしいリザルトは、ドライバーおよびコ・ドライバーチャンピオンシップと、マニュファクチャラーチャンピオンシップにとって非常に重要なものになったから、ドイツでも同じような結果を期待している」とチーム代表のトミ・マキネン。
「昨年のこのラリーで我々は強く、オット(タナク)は2年連続優勝を達成したから、チームとしてふたたび最高の結果を残す自信はある」
「このラリーではブドウ畑やバウムホールダーの軍事施設など、ドライバーのミスを誘発する難ステージが非常に多くあるから、クルマに自信を持つことがとても大事だし、ミスをしないように集中力を高めて臨まなくてはならない」
ドライバーズランキングトップにつけるタナクは「言うまでもなく、ドイチェランドはとても好きなラリーだ。マルティン(ヤルヴェオヤ/コドライバー)と私は2年連続で優勝しているから、目標はもちろん3年連続優勝だ」と意気込みを明かしている。
「とはいえ、決して簡単なラリーではない。昨年は戦いが非常に激しく、最初から全力で攻めなければならなかった。自分のキャリアのなかで、もっとも苦労して手に入れた勝利のひとつだったよ」
前戦のラリー・フィンランドで総合3位表彰台を獲得したラトバラは「昨年は最終日にトラブルでリタイアしたが、それまでは総合2位を争っていた。速さには自信があるよ。自分たちがどれだけ戦えるのか楽しみだし、今回も表彰台争いを期待している」とコメント。
前戦では不運なリタイアを余儀なくされたミークも「ここまでのところ、舗装路でヤリスWRCにとても良いフィーリングを感じているから、ドイツでも同じような感覚で走れることを期待している」としている。
