7月12日(日)に最終戦を迎えたWorldRX世界ラリークロス選手権の新eシリーズ『WorldRX Esports』第4戦は、前戦エントリーを本業再開で見送っていたVASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーの元王者“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンが有終の美を飾る勝利。そして4位に入った現WorldRX世界チャンピオンのティミー・ハンセンが、現実世界に加えて初代eシリーズチャンピオンの称号を手にしている。
南アフリカ・ケープタウンの仮想トラックで開催されたeシリーズ最終戦は、ここまでのラウンドで優勝戦線を盛り上げてきた実力者たちの共演となり、第2戦勝者のBMWファクトリー契約ドライバー、トム・ブロンクビストは前戦に続いて予選ヒート後の中間リザルトでTQ(top qualifier)となり、勢いそのままに開幕勝者のSVGやWorldRXレギュラーのケビン・ハンセンらを従えて、セミファイナル1も制してみせる。