WRCマネージャーのヤルモ・マホネンは、以前はカピートが提唱するルールを支持していたが、「スポーツとしての側面が失われてしまう」と現在は懐疑的な立場をとっている。
「あくまで個人的な意見だが、ラリーというスポーツの基本的な部分をないがしろにしてはいけないと考えている」
「ドライバーが3日間ベストを尽くして森の中を駆け抜けても、優勝できるかどうかは、すべて最終ステージの結果次第となる。これが正しいものとは思えないんだ」
「このルールを採用すれば、注目が集まることは間違いないが、代償としてラリーのDNAを失ってしまうと感じている。(2017年には)WRCには5つのマニュファクチャラーが参戦する。ラリーのDNAとかけ離れた決断を下さないよう、最大限注意を払わねばならないんだ」
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