続いて雨混じりのコンディションとなった日曜の第4戦もクリストファーソンの速さは衰えることを知らず、予選Q1、Q3、Q4で最速タイムを奪取。唯一、ポロのエンジンがミスファイアを起こしたQ2のみ、ニクラスが今季初のセッショントップを得ることとなった。

 Q3開始前から強まった雨脚によりマッドコンディションと化したセミファイナル1は、クリストファーソン、エクストローム、アンドレアス・バッケルド(ルノー・メガーヌR.S.RXスーパーカー/モンスターエナジー・GCK RXカルテル)のトップ3となり、一方のセミファイナル2からはニクラス、ティミー、そしてもう1台のヒュンダイとなるティマー・ティマジャノフ(ヒュンダイi20 RXスーパーカー/GRXテネコ)という顔ぶれがファイナルへと進出する。

 そのファイナルでは、スタートで有利な位置にいたポールシッターのクリストファーソンを出し抜き、ニクラスがトップで1コーナーへ。難しいコンディションにも関わらず抜群のトラクションを掛けたニクラスは、スリッパリーな路面でリードを拡大していく。

 3周目にジョーカーを消化したクリストファーソンに対し、首位ニクラスも最終ラップでこれを終えると、エクストロームを鼻先ギリギリの1秒差で抑えてフィニッシュラインへ。WorldRX通算3勝目を、地元フィンランドで飾るうれしい今季初勝利となった。

「後続の猛者たちが僕をタイトな方へ押し込むだろうという予測があったから、スタートではインサイドを死守した。ただ真っ直ぐに加速するだけで良かったし、その後もミスをせず落ち着いてドライブすることを心掛けた。完璧なコントロールで勝つことができて本当にうれしいよ」とニクラス。

 一方、最終ラップの最終コーナーでクリストファーソンを仕留めたエクストロームに対し、このバトルでわずかに失速した2017-18年王者は、チェッカー目前でティマジャノフにもかわされ4位に終わり、今季初めてポディウムを逃す結果となっている。

 2020年のWorldRX世界ラリークロス選手権第5戦と第6戦も、同じ週末のダブルヘッダーが予定され、9月19~20日にラトビア・リガのビチェルニエク国際スポーツベースを舞台に争われる。

日曜も好調を維持したユハ・リットコネンだが、惜しくもセミファイナル1通過はならず
「プレッシャーは感じたが、リードした後はコントロールに徹した」と語ったRd.4勝者のニクラス・グロンホルム

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