「ここまで、我々のドライバーたちのパフォーマンスにこれ以上ないくらい満足しており、チーム全員が本当に素晴らしい仕事をしてくれている」と語るのは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ代表。
「万事順調といえるが、ここはモンテカルロだ。驚くようなことが起き得ることを忘れるべきではない」
「SS10では、スタート順が後方だったクルマはグリップ不足に苦しめられた。しかし、それ以外の2本のステージは本当に良かったと思う。明日の最終日は非常に厳しい戦いになるだろう」
「とくにパワーステージは急なダウンヒルと凍結路面の両方が重なる可能性があり、私が知る中でもっとも難しいステージのひとつになるのではないかと思う。何が起きても不思議ではないので、最後まで冷静さを保ち続けなくてはならないんだ」
ラリーの最終日となる1月24日(日)のデイ4は、モナコを基点にフレンチアルプスの山中で2ステージのループが行われ、最終SS15はステージ上位車にボーナスポイントが与えられる“パワーステージ”となっている。
なお、このデイ4では昼のサービスがなく計4本のステージ中、大きな修理やサスペンション変更等のセッティング変更は不可能だ。4本のSSの合計距離は54.48km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は272.63kmとなっている。
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