4月22日、WRC世界ラリー選手権第3戦が東欧クロアチアで開幕し、翌日から始まる競技を前にシェイクダウンが行われた。今季初のフルターマック(舗装路)ラリーとなる今イベント最初のセッションでトップタイムをマークしたのは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのエルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)だった。
精力的な誘致活動の末に34番目のWRC開催国となり、初めて最高峰ラリーシリーズの1ラウンドとして開催されることになったクロアチア・ラリー。1974年に初開催されたこのイベントは、首都ザグレブを中心に展開される歴史あるアスファルトラリーだが、トップクラスに参戦する現役ドライバーにその経験者はおらず、誰にとっても初めてのラリーとなっている。