●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合3番手
波乱に満ちた午前中だった。タイヤ選択を間違えたことが(首位を守る)妨げになったんだ。午後の区間では盛り返すためにできることをやったよ」
「クルマは右のタイヤの挙動が明らかに良くなって、タイムも改善された。それなりの走りができたが、大きく追い上げるのは本当に難しかった。残念ながらひとつのステージでしかタイムを伸ばすことができなかった」
「それでも午後はトラブルもなかったし、勝利を賭けた戦いに戻れてよかった。プレッシャーはある。誰もがハードにプッシュしており、その状態は最終日も続くだろう」
「優勝したければ、もう少しの努力が必要だ。今夜は何を見いだすことができるか、よく検討する必要がある。まだ何が起きてもおかしくはない。毎日多くの驚きがあるんだ。最後が来るまで終わりではないのだから、前へ進んでいこう」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合4番手
「僕たちにとってトリッキーな週末であるという事実は隠せない。安定はしていたが、上位で戦うのに必要なパフォーマンスを出してくれる重要な最後の一手が欠けているんだ」
「午前中のタイヤ選択は適切なものではなかった。特に最初のステージではね。でもそれ以外でも、必要なペースを出せずにいた」
「明日に向けて改善できることはあまりない。だが、ふたつの難しいステージをこなし、それなりのラリーにするには充分だ。集中すべきことはまだある」
●クレイグ・ブリーン(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合8番手
「朝起きてこの1日をとても楽しみにしていた。しかし、その1日は始まってすぐに終わってしまった。最初のステージに入ってたった100メートルのところでパンクしてしまったんだ。正直なところ、出鼻をくじかれた気分だ。スペアタイヤは1本しかなかったので、残りの区間でいかなるリスクも犯すことはできなかった」
「昨日よりもマシンの感触が良くなり、午後に向けて自信を持とうと努めたけれど、何カ所かの困難な場所では、手にはめたグローブのようにしっくりとはこなかった」
「今晩のうちにいくつか変更を試す。僕たちが自信を持ってもっと前進するのに役立つ、細かい繊細な部分をね。ところどころでまだ抑えていくほかないと感じている」
「それはとても残念なことだ。このような天気のなか、とくに午後のステージの雰囲気は、母国に戻ったような気分にさせてくれるのに……。もっと力を尽くさなければならないことは分かっているよ」
