●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)
「ポルトガルに戻ることができて、とてもうれしい。個人的にポルトガルは僕にとってもっとも特別なラリーのひとつなんだ」
「2010年に初めてWRCで優勝したラリーだし、その後も何度か優勝しているからね。また、ポルトガルはモータースポーツ、特にラリーへの情熱が非常に高い国であり、毎回素晴らしいサポートを受けている」
「今回はステージの出走順が1番手となるため、厳しいコンディションでの走行が予想されるが、ポルトガルではこの時期雨が降ることもあるので、そうなってくれることを期待している」
「実際のところ、ラリー前のテストで路面はかなりウエットコンディションだった。反面、ピレリの新しいグラベル用タイヤで、まだあまりドライコンディションの道を走れていない。いずれにせよ、正しいタイヤを選び、それをできる限りうまくマネジメントすることが、このラリーでは非常に重要だ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)
「ラリー・ポルトガルはとてもいいイベントだし、今シーズン最初のグラベルラリーとしてふたたびこのラリーに出場できることをうれしく思う」
「開幕からの4戦はいずれも大きく異なるイベントで、ほぼ4タイプの路面に挑むことになる。ここまで戦ってきたラリーと同じように、ポルトガルでも新しいタイヤに慣れながら戦うことになるだろう」
「事前のテストではすべてが順調だったが、ラリー本番では例年と同様に使用できるソフトタイヤの本数が少ないため、タイヤ選択に影響が出る可能性がある」
「最後にグラベルラリーに出場したのは、昨年のラリー・イタリア・サルディニアだった。それからかなり時間が経っているため、どうなるのか予想がつかないけど、いつものようにベストを尽くして臨みたいと思う」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「クロアチアでリタイアした数日後に、ポルトガルの事前テストでふたたびクルマをドライブできたのは良かった」
「久しぶりのグラベル走行だったので、感覚を取り戻すのに少し時間がかかったが、クルマと新しいグラベルタイヤのフィーリングは全体的に良かったと思う」
「ポルトガルを訪れ、ふたたびグラベルラリーを戦うのがとても楽しみだよ。ラリー・ポルトガルは自分に合っているイベントだと思う。前回の2019年大会も楽しめたし、カテゴリー優勝をすることもできた」
「クロアチアの一件があるので今回は少し慎重なアプローチになるとは思うけど、できるだけ早くスピードに乗り、好成績を狙えるような戦いができることを期待している」
