ラトバラはすでにフランスのコルシカ島でヤリスWRCのステアリングを握っていたが、今回のテストは来年のWRC開幕戦モンテカルロに向けたもの。所々濡れて滑りやすくなった舗装路で、ラトバラは全開アタックを続けマシンの改良につとめた。

 テストを終えたラトバラは「今日の走り始めはややアンダーステアが強く姿勢変化も大きかったが、1日の終わりにはかなり改善され乗りやすくなった」と、マシンの開発情況を説明する。

「17年のマシンはセンターデフが使えるようになったので、そのセッティングを詰めていけばハンドリングはさらに改善されるだろう。開幕までにやるべきことは多い」

 客観的に見て、ターマック路面でのハンドリングはまだ未完成に感じられたが、今後のさらなる進化に期待を持てるテストだった。

 チームはこの後、第2戦スウェーデンに向けてのスノーテストも進めていく模様。開発拠点であるフィンランド、ユバスキュラのトミ・マキネン・レーシングの周辺はすでに深い雪に覆われているという。

 来季の開幕2戦への参戦準備は、今まさにピークを迎えようとしている。

開幕戦モンテカルロへ向け、ターマックでの走行を重ねるトヨタ・ヤリスWRC
2017年WRC開幕戦へ向けたテスト走行を行うトヨタ・ヤリスWRC

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