しかし、2日目最後のステージとなったSS6では、ピエール・ルイ・ルーベ(ヒュンダイi20クーペWRC)がクラッシュした影響でノーショナルタイムが与えられたヌービルに次ぐステージ2番手となったタナクが7冠王者を再逆転。最終的にはロバンペラが首位、3.7秒差の総合2番手にタナクが入り、そこから0.2秒の僅差でオジエが続くトップ3オーダーとなった。
総合4番手につけたダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)はトップから23秒遅れたが、この内の10秒はジャンプスタートに対するタイムペナルティだ。総合5番手はMスポーツ・フォードのアドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)で、僚友のガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)が同6番手につけた。
7番手以下はWRC2クラス首位のマルコ・ブラシア(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)、同クラス2番手のアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)、WRC3クラス首位につけるクリス・イングラム(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)らサポートカテゴリーのドライバーたちが並んだ。
マシンにトラブルを抱えたエバンスは総合16番手、同じくヌービルは総合18番手でラリーの競技2日目を完走している。
11日(土)のデイ3は、サービスパークがあるラミアを中心に6本のSSが行われる。今大会中、唯一日中のサービスが設けられる競技3日目のSS合計距離は132.56kmとなり4日間で最長に。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は450.38kmになる予定だ。






