●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)
「ラリー・フィンランドは運転が楽しいと感じられるラリーのひとつだ。ただし、1年のこの時期の開催となる今回については、これまでとは違うチャレンジになるだろうし、少し難しくなるかもしれない。ラリー直前に行なうテストでは、きっとより多くのことが見えてくるはずだ」
「寒くなることはまず間違いないし、出走順1番手という我々の不利な走行条件が、路面が少し湿ることによって好転することを期待している。フィンランドの道で生まれたヤリスWRCだから、今回もきっと高いパフォーマンスを発揮すると思うが、それでもチームメイトを含むライバルとの厳しい戦いになるだろう」
「チャンピオンシップに関してはまだ何も決まっていないので、今回のラリーをどのようなアプローチで戦うべきか思案中だ。いずれにせよ、このクルマでフィンランドの道を走るのがとても楽しみなんだ」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)
「フィンランドは、シリーズの中でもお気に入りのラリーのひとつだし、ドライブによって得られる素晴らしいフィーリングをいつも楽しんでいる。僕は2019年の大会を欠場しているので、今回は3年ぶりの出場になる。だから、フィンランドのステージをふたたび走れることをうれしく思っている」
「この時期は、天候の違いやナイトステージの導入など、新しいチャレンジがいくつかあるので、きっと面白い戦いになるだろう。ハイスピードな道に慣れるためにも、クルマのセットアップを決めるためにも、ラリー直前のテストがとても重要になる」
「ドライバー選手権争いについては難しい状況になってしまったと感じているけど、それでもラリーに対するアプローチは何も変わらないし、いつもどおりベストを尽くして臨むつもりだ」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「WRカーでラリー・フィンランドのステージを走るのは、自分のキャリアにおいて最高にクールな出来事のひとつになるだろう。やはり、ホームラリーは他とは違うし、ラリー・フィンランドは自分にとって特別な存在だ」
「本当に素晴らしく、雰囲気もとてもいいイベントだと思う。ただし、今年は開催時期が例年よりも遅いため、降雨によって道がぬかるむとかなり難しい路面コンディションになる可能性がある。それによって状況が少し変わるかもしれないけど、それでも今年はステージで応援してくれるお客さんの姿を見ることができそうなのでうれしいし、とても楽しみにしているんだ」
「直近の3つのラリーでいい結果を残した後にラリー・フィンランドを迎えられるのはいいことだけど、それでも非常に厳しい戦いになると思う。僕たちにとって、良い週末になることを期待しているよ」
