「RXRについて本当に印象に残っているのは、エクストリームEに対する彼らの取り組み方ね。トラックアクションとは別に、気候変動認識と平等のためのイニシアチブである“Driven by Purpose”キャンペーンに参加することを、とくに楽しみにしている。重要なテーマをサポートする目的のプロジェクトに関わるのは素晴らしい機会であり、壮大なシーズンになるでしょうね」

 言わずと知れたラリークロス界の覇者であり、WorldRX世界ラリークロス選手権通算27勝、2021年には自身4度目のワールドチャンピオンも獲得したクリストファーソンは、2年目のEVオフロード選手権に向け「RXRでの作業を継続できることを非常にうれしく思う」と述べた。

「僕らは一緒にセンセーショナルな最初のシーズンを過ごしたし、僕自身この経験に基づいてドライビングを再構築し、さらに良くなることができると確信している。今はリラックスしていて、エネルギーに満ちていて、また勝ちたいとも思っているよ」と続けた、WTCR世界ツーリングカー・カップ経験者であり元STCCチャンピオンでもあるクリストファーソン。

「ミカエラ(-アーリン・コチュリンスキー)が僕の側にいてくれることは、さらなるモチベーションだ。彼女は非常に才能のあるドライバーであり、同郷のスウェーデン出身者であり、多くのカテゴリーで戦った経験を持っている。僕らは必ずうまくやっていくことができると思うよ」

 そして、このRXRの創設者兼CEOであるロズベルグも、彼女の起用に高い期待を寄せている。

「エクストリームEでのセカンドシーズンに向け、ぴったりのドライバーラインアップを見つけられたことをうれしく思う。非常にプロフェッショナルで意欲的なチームがひしめき合うフィールドで、僕らはタイトルを守る必要があるし、今年はさらに挑戦的なものになるだろうね!」

「ヨハンとミカエラの双方の経験と実績も合わせ、僕らは戦いの準備ができている。うまくいけば、トラック上でいくつかエキサイティングなアクションを起こすこともできるだろう。今から数週間後の“シグナルグリーン”が待ち遠しいね」

初年度限りでチーム離脱が決定したモリー・テイラー(左)。チャンピオンペア解消となった
「ヨハンとミカエラの双方の経験と実績も合わせ、僕らは戦いの準備ができている」とニコ・ロズベルグCEO
コンチネンタルの開発ドライバーも務め、2年目に向けチャンピオンチーム入りを実現させた

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