■シトロエン/シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)
「第1戦モンテカルロは想定外の結果に終わった。だから、僕やチームは100%の自信をもって第2戦スウェーデンに挑むとは断言できない。ただ、開幕戦で学んだことを活かして、より強力になっているはずだ」
「シーズンは始まったばかりだし、まずは僕の好きなイベントに参加できることを喜びたいね。本来であれば、ラリー・スウェーデンでの目標は優勝だと言いたいけれど、現実的には天候に左右される要素が多いんだ」
「開幕までに雪が積もってくれれば、競技初日の出走順は理想的だ。しかし、気温が下がらず、雪や氷が溶けてしまうと、そのアドバンテージは減少することになる」
「いずれにせよ、ベストを尽くすよ」
●ステファン・ルフェーブル(シトロエンDS3 WRC)
「僕にとって第2戦スウェーデンは、もっとも学ぶべきことが多いイベントだ。2年前に1度だけ出場したことしかなく、当時はシトロエンDS3 R5での参戦だったからね。だから、今回は旧型スペックのマシン(DS3 WRC)をドライブすることに、一切不満は感じていないよ」
「プレッシャーのかからない状況になるから、とにかく自分のペースで進歩していきたい。僕の目標は不本意な結果だった第1戦モンテカルロから復調することだ」
「ラリー・スウェーデンのリザルトについて、具体的な目標を置くことは難しいけど、少しでもポイントを持ち帰ることを念頭に戦うつもりだ」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)
「シトロエンC3 WRCを操り、ライバルとバトルを繰り広げられると思うと嬉しいよ。ずっと待ち望んでいたから、早くスタートして欲しいよ」
「ラリー・スウェーデンは、僕が初めてシトロエンからWRCに参戦したイベントだから、思い出深くもある」
「スウェーデンの路面コンディションや雪壁に囲まれた状況では、小さなミスが大きなタイムロスに繋がりにくいんだ。だから、より自信を持って攻めることができる。どんな結果を想像すればいいかは見当がつかないけれど、とにかくチャレンジし続けるよ」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「ラリー・スウェーデンは、2008年に最初に勝利したラリーで、とても良い思い出があるけれど、当時と状況は異なるだろう」
「クリスマス前、そして先週雪上テストを実施し、その間にもクルマの改善を重ねることができた。今年の我々の目標は、開発を着実に続けることだから、そういった観点でも良かったと思っているよ」
「第1戦モンテカルロでは期待以上の成績を収めることができたけれど、我々は新しいチームで、新しいプロジェクトに取り組んでいるから、スウェーデンでも同じ結果を得られるとは思っていない」
「現時点で、スウェーデンは暖かいと聞いているから、昨年同様の難しいコンディションになると思う。ただ、気温が下がり雪が増えれば、ベストな走りを披露できると思うよ」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)
「良いセットアップをみつけるために、3日間雪上テストを実施した。第1戦モンテカルロでは、ラリーが始まる前に、良いセットアップをみつけてマシンに自信をもって臨むことができた」
「モンテカルロでは多くのことを学んだけれど、ラリー・スウェーデンは(コンディションが)まったく違うラリーだから、初めから学んでいかなければならない」
「テストでは、実際に走ることになるであろう少し荒れた路面のコースを使うことができた。クルマの挙動を確認できたし、タイヤからスタッドが外れた際のシミュレーションなども行ったよ」
「ラリー・スウェーデン自体は、私がもっとも多く経験しているラリーのひとつで、モンテカルロに比べるとタイヤの選択もシンプルだから、楽しみにしている。今回もアプローチを変えることなく、一歩ずつ学ぶ姿勢で取り組みたいと考えている」
