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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2023.02.24 17:23
更新日: 2023.02.24 17:24

王者チームMRFタイヤが体制発表。防衛に挑むヤレーナにセスク新加入、サテライト含む3台体制に

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ラリー/WRC | 王者チームMRFタイヤが体制発表。防衛に挑むヤレーナにセスク新加入、サテライト含む3台体制に

「この機会が得られて本当に光栄だし、とても楽観的だ。今季は僕らが本当に自分自身を示し、何ができるかを示すターニングポイントになると感じている。シーズンが始まる前はつねに憶測であり、スコアはまだ机上の空論だ。言えることは、これまでのドライビングキャリアの中で最高のパッケージを手に入れたと思う、ということだけ」と冷静に続ける若手有望株。

「すべてが本当に有望に見えるが、現時点であまり推測したくはないんだ。もちろんベストを尽くすが、自分自身に不必要なプレッシャーを掛けたくないからね。ステージで自分たちの力を証明していくことに集中するよ」

 そして巨大インド企業のサポートを受け、今季よりERCの最高峰カテゴリーにステップアップするイタリア出身のマベリーニは、昨年のERC4カテゴリーでチャンピオンシップ2位を獲得した前輪駆動のルノー・クリオ・ラリー4から、シュコダ・ファビア・ラリー2エボにスイッチする。

「これは僕らにとって本当にエキサイティングなニュースだ」と23歳のマベリーニは喜びを語った。

「これを可能にしてくれたMRFタイヤと、すべてのパートナーに心から感謝したい。今季の僕らはレースセブンがメンテナンスするファビア・ラリー2エボで、シーズンの半数を戦えると思う。その後、可能性があればファビアRSラリー2に移行したいと思っているけれど、すべてはシュコダが我々に新車を供給できるかどうかにかかっている」

 一方、そのマベリーニの地元でもあるイタリアの自動車連盟(ACI)は、人材育成イニシアチブの『ACIチーム・イタリア』を通じて25歳のアルベルト・バティストーリらを支援すると発表。2022年にラリー2車両をドライブし、総合7位を記録した新進気鋭のイタリア人は、新型ファビアRSラリー2で全8戦にエントリーするプログラムを計画している。

「昨年の自信と経験が違いを生み出すかどうか、そして年末までに表彰台に立つことができるかどうかを確認したい」と、2023年の目標について語ったバティストーリ。

「それが遠回りであることはわかっているが、実際に違いを生む可能性もある。すべて同じチーム、同じコドライバーになるのは良いことだけど、新しいシュコダがすぐに納車されることを期待している。良い年になるだろうね」

 そして2022年最終戦として、WRC世界ラリー選手権との併催イベント『ラリーRACC・カタルーニャ・コスタ・ドラダ』で勝利を収め、ランキング3位を獲得したフランス出身のヨアン・ボナートは、引き続きミシュランタイヤを装着したシトロエンC3ラリー2で少なくとも4戦へのエントリーを予定する。

 また、スウェーデン出身のトム・クリステンソンも、マッズ・オストベルグらを輩出したタガイ・レーシング・テクノロジーズと新たに契約を結び、同じくシトロエンC3ラリー2をドライブすることになった。

イタリアの自動車連盟Automobile Club d’Italiaは、人材育成イニシアチブの『ACI Team Italia』を通じて25歳のアルベルト・バティストーリらを支援すると発表
昨季ランキング3位を獲得したフランス出身のヨアン・ボナートは、引き続きミシュランタイヤを装着したシトロエンC3 Rally2で少なくとも4戦へのエントリーを予定する
スウェーデン出身のトム・クリステンソンも、Tagai Racing Technologyと新たに契約を結び、同じくシトロエンC3 Rally2をドライブする


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