■シトロエン/シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)
「僕にとってラリー・メキシコは経験の少ないイベントのひとつだけど、ステージは走っていて楽しく感じる」
「事前テストでは手応えを感じているから、実際に戦ってみてどういった結果が出るか楽しみだ」
「(標高によって)パワーを失うけど、昨年までのWRカーと同等のパフォーマンスは維持できるはず。気持ちよくドライブできると思うよ」
「ただ、アグレッシブに攻めすぎてタイムをロスしないよう、しっかり自分をコントロールする必要がある」
「個人的にはメキシコシティでSSを走るのが楽しみなんだ。F1のメキシコGPのような雰囲気になれば最高だと思う。007のようにディナージャケットを用意しておくよ!」
●ステファン・ルフェーブル(シトロエンDS3 WRC)
「グラベルというよりも泥だらけだった(2016年の)ラリーGBを除けば、グラベルラリーを戦うの昨年9月のラリー・ポーランド以来のことになる」
「事前テストで感覚を取り戻すことができたし、マシンのセットアップに関しても自信を深めることができた。リラックスした状態でラリーに臨むことは、なによりも重要なんだ」
「ラリー・メキシコを戦ったのは2015年の一度きりだけど、戻ってくることができて嬉しく思う。とても友好的で熱心なファンが多いし、(市街地SSが行われる)グアナファトの景色が素晴らしいんだよ」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「昨年優勝したラリー・メキシコには、とても良い思い出がある。しかし、勝てた理由のひとつは出走順が遅かったこと。早い出走順のドライバーたちが苦労しながら走って掃除をしてくれた、クリーンな状態のグラベルコースを走行できたことだと思っている」
「(先頭走者を務める)今年は逆の立場になるし、総合5位以内に入ることができたら、喜ぶべきだろう」
「今後については、つねにベストを尽くし、安定性を保つことができれば、シーズンが終わるころには選手権で良い位置にいるかもしれない。もっとも、今年は僕たちのチームにとって最初のシーズンだから、それが1番の目的ではないけどね」
「ラリー・メキシコは、いつもとても良い雰囲気なんだ。去年、メキシコのファンはぼくのことを『ラ・バラ』と呼んでくれた。『弾丸』という意味らしいよ。(今年も)ファンに喜んで貰えるよう頑張りたい」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)
「ラリー・メキシコは2011年に1度、出走しただけだけど、個人的に好きなラリー。グラベルのコースを走るのは楽しいけど、金曜日に用意されるロングSSの『エル・ショコラテ』は、僕にとって多いなチャンスになるかもしれない。今回、出走順は良いはずだから、それを最大限に活用して戦いたいと思う」
「僕にとって、前戦のラリー・スウェーデンは良いラリーではなかったけど、今後の戦い方について多くのことを学べた。特に、事前のテストを通じて、自分自身の準備ができていると確信を得た状態になることが重要なんだ」
「ラリー・メキシコに向けたテストでは、サスペンション等のセッティングを多少変えた程度だったけど、満足できる内容だった。自信を持って本番に臨めるよ」
「エンジニア陣がエンジンに施した作業は完璧で、高い標高でもいつも通りに運転できるのではないかとさえ感じるほどだよ」
