「今日はカッレ(・ロバンペラ)の信じられないような走りを見ることができた」と語るのは、TGR-WRTのチーム代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラ。
「彼のステージの走りからは、路面コンディションに対して非常にいいフィーリングを感じていたことがわかった。ブレーキングを遅らせて、道をフルに使うことができるようになったことで、自信がさらに高まり、それが今日のタイムにも表れている」
「彼はこのような道でドライビングを学んだので、彼にとってはまさにホームラリーのようなものだし、このようなステージやコンディションで走ることをとても楽しんでいるように見える。まだ戦いは終わっていないが、明日は勝利を持ち帰ることができると確信しているよ」
「一方、エルフィン(・エバンス)はエサペッカ(・ラッピ)と大接戦を続けている。ふたりともいい走りをしているね。今日の午後はエサペッカのほうがわずかに速かったが、明日の朝、路面のグリップが低い状況でエルフィンがアタックするチャンスはまだあると思っている」
ラリー最終日となる23日(日)のデイ3は、サービスパークの南側のエリアで2本のステージを各2回走行するが、直近2日とは異なりミッドデイサービスは設定されていない。SS18~21のうち最終SS21はトップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに対し、ボーナスポイントが付与されるパワーステージとなっている。SS合計距離は61.08km、リエゾン(ロードセクション)を含めた一日の総走行距離は278.73kmだ。

