7月22日、エストニアのタルトゥを拠点に開催されているWRC世界ラリー選手権第8戦『ラリー・エストニア』は、競技3日目“デイ3”のSS9~17が行われた。前日のデイ2で首位に浮上したTOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチームのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、この日設定された計9つのステージすべてでベストタイムを記録し、ラリー最終日を前に独走体制を築いている。日本人ラリードライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は前日に引き続き総合7番手につけた。

 夏の“ハイスピード・グラベル(未舗装路)ラリー連戦”の初戦として行われているラリー・エストニア。2021年に当時史上最年少でWRC総合優勝を果たし、翌年も優勝をさらった22歳のフライング・フィンが、大会3連覇に王手をかけた。

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