「我々がサルディニアでレースをするのに不可欠な存在であるイタリア自動車クラブとイタリア軍、そして同州の支援に敬意を評しなければならない。彼らはとても親密なパートナーであり、また戻ってくる機会を非常に柔軟に許可してくれた」と語るのは、エクストリームE創設者兼CEOを務める、おなじみアレハンドロ・アガグ。

「さらに大陸全体で経験されている異常な暑さと気象パターンによって、ヨーロッパ全土で何が起こっているかを考えると、語るべき重要な気候の話もある」と続けたアガグだが、将来的には同じ問題を北半球と南半球で抱える両アメリカ大陸での開催にも意欲を見せる。

「グローバルな(FIAインターナショナル)選手権として、将来的には北米だけでなく南米の他の地域でもレースを開催したいという野心は変わらない。そこにはモータースポーツへの情熱があるからね」と続けたアガグ。

「さらに昨季2022年に大成功を収めたイベントであるチリへの帰還は引き続き進行中で、今季“シーズン3”のフィナーレとして12月に開催する計画だ」

 同じくシリーズのチーフチャンピオンシップオフィサーであるジェームス・テイラーは、同国陸軍訓練施設の広大でオープンなロケーションにより、同じ開催地ながらまったく新しいトラックを考案することも可能だと明かす。

「シリーズは長年にわたってこの地域と強い関係を築いてきた。彼らはつねに我々を信じられないほどのサポートをしてくれ、こうしてふたたびこの島でレースをすることを可能にしてくれた」と感謝の意を述べたテイラー。

「チャンピオンシップは重要な段階に達しており、サルディニアはつねにコース上で成果を上げてきた。その詳細は数週間以内に発表する予定だが、私自身も9月に開催される最新の“X Prix”を楽しみにしているよ」

開催地の環境回復を狙う”レガシィ・プログラム”だが、前回サルディニアはミツバチの生態調査と個体数回復のサポートを実施していた
前戦でシリーズデビューを飾ったリア・ブロックは、ふたたび同じ会場で2戦目を迎えることになる

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