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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.04.20 13:46

WTSCCロングビーチでポルシェ911 RSRがシーズン初勝利

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ル・マン/WEC | WTSCCロングビーチでポルシェ911 RSRがシーズン初勝利

勝利を喜ぶピレ/タンディ組
勝利を喜ぶピレ/タンディ組
レース後のコメント
GTワークスモータースポーツの総合プロジェクトマネージャーであるマルコ・ウジュハシ:
「このレースは、モータースポーツの魅力がすべて詰め込まれていました。残念ながら2台の911 RSRともピットレーンで速度制限を超過したため、不必要にスリルに満ちたレースとなってしまいました。これは、ブリーフィングに反して、ピットレーンでの速度制限の区間が延長されていたことが原因です。そのため、チェックポイントは合意された位置にはありませんでした。ペナルティーにもかかわらず、私たちはあきらめませんでした。911 RSRはすばらしいパフォーマンスを発揮していましたので、そこから追い上げ、実力によって勝利できることを私たちは確信していました。この点で、私たちのドライバーは驚異的な活躍を見せてくれました。ポルシェにとって、ロングビーチの6年間で初めての勝利というのは、すばらしい結果です。私たちは勝利に値する働きをしました。努力を惜しまなかったチーム全員に対して、また優れたタイヤを提供してくれたミシュランに対して、お礼を言いたいと思います」。

ニック・タンディ(911 RSR #911):
「すばらしいレースでした。小さな失敗にもかかわらず、私たちは決してあきらめず、自分たちを信じ、最後まで戦い続けました。この勝利は相応しい結果です。今シーズンは、これまで不運続きでしたが、やっと運がめぐってきました」。

パトリック・ピレ(911 RSR #911):「信じられないレースです。序盤は上々の出来でしたが、ニックのときにピットストップ時のハーネス装着に関して問題が持ち上がり、貴重な時間をロスしてしまいました。ついで、ペナルティーを課され、さらに時間を失いました。レースは本当に浮き沈みが激しく、最終フェイズは信じられないほど激しいものになりました。912号車のチームメートは気の毒ですが、彼らもすばらしいレースをしました。ただ、今回は運が私たちのほうに味方しました」。

フレデリック・マコヴィッキ(911 RSR #912):
「2度も3位に甘んじたのち、今日は勝利するチャンスがいくつもありましたが、それをつかみ取ることができませんでした。最初の試練は、ピットレーンでの速度超過によるペナルティーでした。最終2ラップでの衝突は私のミスでした。コーナー進入時の見通しが甘すぎました」。

アール・バンバー(911 RSR #912):
「今週末は、どちらの911 RSRレーサーも非常に速い走りを見せました。予選のときから、このチャレンジングなコースで勝利できると思っていました。ポルシェが勝利したのはすばらしいことですが、最初にチェッカーフラッグを受けるのが私たちのマシンだったらよかったのですが」。

 IMSAスポーツカー選手権第4戦は、5月1日、ラグナセカ(カリフォルニア州)で開催されます。


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