BMWが12月にファン・デル・リンデの契約を発表したとき、彼はGT3ドライバーという立場で契約したとの説明がなされた。
その観点から、28歳の彼はLMDhチームに加わる可能性を低く見積もっているが、一方でMハイブリッド V8のハンドルを握ってテスト走行をしたいという希望も表明している。
「もちろん毎年、運転したいという希望はある」とファン・デル・リンデ。
「しかし、いまはLMDhの時代がかなり深まっており、特定のスペシャリストが自分たちの存在をある程度認識し始めている」
「だから、一般的に、とくに経験豊富な選手と契約できるメーカーの場合、新人がその分野に参入するのは年々難しくなっていると思う。そうだろう?」
「つまり、ぜひやってみたい。いつかそのクルマをテストできる可能性は確実にあるが、もちろん確定したわけでもない。だから現時点では、僕の側からすれば、ただの希望でしかない」
「でも同時に、GT3のシーンで地位を確立したとも感じており、そこでは居心地が良く、もっとレースに出て勝てると感じている。やりたいことリストには、あと2、3レースあるんだ」
