アルピーヌのモータースポーツ担当副社長であるブルーノ・ファミンによると、同ブランドはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPカテゴリーへの進出計画を「保留」しているという。同氏は、現在の経済状況ならびに市場の不確実性により、ルノー・グループが同ブランドのアメリカ市場への導入を延期する決定を下したことを理由に挙げている。
このフランスのメーカーは現在、LMDh規定のプロトタイプ『アルピーヌA424』でWEC世界耐久選手権の2年目のシーズンを戦っており、今季前半にはイモラとスパ・フランコルシャンで表彰台を獲得するなど、目覚ましい活躍を見せている。
