参戦表明に伴い、トヨタ自動車の豊田章男社長は以下のようにコメントを寄せている。

「今年、我々のクルマは、ル・マンの道を“速く”駆け抜けることはできました。しかしながら、24時間走り続ける“強さ”を兼ね備えることはできませんでした。お客様に乗っていただくクルマをお届けしたいと願いながらも、まだその域に達していない…それが我々の今の実力です」

「この道で技術を磨き合うライバルが去ってしまったことは大変残念ですが、スピード域の異なるクルマが混走し競い合う世界耐久選手権という競技、とりわけ、公道をも舞台にしながら24時間戦い続けるル・マンが『次の100年もクルマは楽しい』の実現に向けた最適な実験場であることに変わりはありません」

「私どもトヨタが目指す“もっといいクルマ”は、モータースポーツという極限の環境において鍛えられ、つくられていきます。だからこそ、我々は、景気の良し悪しなどに左右されることなく、永続的にモータースポーツに取り組んでまいりたいと考えます」

「TOYOTA GAZOO Racingは、来シーズンもこの競技への参戦を続けます。そして、この先も、運転が楽しい…もっと走らせていたい…、そう思っていただけるクルマをお客様にお届けできるよう、培ってきた技能と技術をさらに高めてまいります」

 この2018/19年“スーパーシーズン”のLMP1クラスには、すでにレベリオン・レーシングとマノーTRSレーシング、SMPレーシング、バイコレス・レーシングチーム、ドラゴンスピードの5チームが参戦を表明済み。

 なかでもレベリオンは、ポルシェからLMP1に参戦していたアンドレ・ロッテラーとニール・ジャニを起用するなど、強力な体制を敷いており、トヨタはこういった強豪プライベーターを相手にスーパーシーズン、そしてル・マン24時間総合優勝を目指すことになる。

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