16時25分に開始となったFP2でもトヨタ優位な状況は変わらず。セッション開始早々にアタックを行ったロペスの駆る7号車トヨタが1分38秒536というタイムで全体トップに立つと、同じく2周目にタイムを刻んだ一貴の8号車トヨタが1分39秒893で総合2番手に続く。
その8号車トヨタと0.286秒差の総合3番手には元トヨタドライバーのステファン・サラザンを擁す17号車BR1・AERが入りこの後方に3号車R13と、WECでは初の母国レースを迎えるジェンソン・バトンも乗り込む11号車BR1・AERが1分41秒台のタイムで続いた。
LMP2クラスは、ロイック・デュバル駆るTDSレーシングの28号車オレカ07・ギブソンが1分46秒122でFP1クラストップに。
FP2ではジャッキー・チェン・DCレーシングの38号車オレカとシグナテック・アルピーヌ・マットムートの36号車アルピーヌA470・ギブソン、TDSの28号車オレカがトップ3となり、ここまでが1分45秒台に入っている。
LM-GTEプロクラスは両セッションともにフォード・チップ・ガナッシ・チームUKのフォードGTがクラストップに。FP1は66号車、FP2では67号車がクラス唯一の1分56秒入りと、ライバルから一歩抜けた速さを見せている状況だ。
フォードに続いたのは地元イギリスメーカーのアストンマーチン。これをポルシェとフェラーリが追う格好で、BMWはやや苦戦を強いられている。
LM-GTEアマクラスでは、デンプシー-プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSRが2回のセッションでともにトップとなった。しかし、同クラスのトップから9番手まではギャップが1.1秒と非常に僅差での争いとなっている。
2018/19年WEC第3戦シルバーストンは18日現地9時(日本時間17時)からFP3が行われた後、12時(日本時間20時)から公式予選が実施される予定だ。
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