一方、2018年もPWCで存在感を示したカナディアンチームであるエイム・オートスポーツは、今季途中からレース参戦を中断し新たなプログラムの準備を開始していたという。
チームの共同オーナーのひとり、アンドリュー・ボーディン氏は「ジミー(・バッサー)とサリ(ジェームズ・サリバン)とパートナーシップを組んで、2019年にウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップで2台のレクサスRC F GT3を走らせる機会を得たことは『素晴らしい』の一言に尽きる」とコメント。
「GTDのような、とても競争が激しいクラスでレースに勝ち、シリーズタイトルを勝ち取るためには、レースのあらゆる面で優れていなければならないだろう」
また、レクサス・モータースポーツのマーク・エッガー代表は今回の提携発表について次にように述べている。
「レクサスはGT3プログラムをさらに進めたいと考えており、AVSとのパートナーシップは継続的な進歩、さらなる勝利、そしてチャンピオンシップの獲得につながるだろう」
「ジミーとは以前、インディカー時代にトヨタ・レーシングのプログラムで関係を構築し、当時は助けてもらった。また、ジミーはトヨタのディーラーを所有しているんだ」
このように語ったエッガー氏は、2019年にRC F GT3でレースを行うチームをAVS以外に確認していないという。
「2019年はエイム・バッサー・サリバンの2台のみがGTDを走ることになる。しかし、然るべき時がくれば追加のチームパートナーを検討する。現時点では2020年にその範囲の見直しを行う予定だ」
「最終的には適切な状況下でパートナーを追加し、我々が現在行なっているグローバル規模のプログラムでさらに推進したと考えている」
