BMW M6 GT3、BMW M4 DTMに続き初のGTEマシンで公式戦に挑むザナルディは、デイトナでは他のドライバーと交代しながら24時間レースを戦うことになる。

 そこで今回のテストでは、BMWワークスドライバーのジェシー・クローンとともに実車を使ってドライバー交代の練習を行なったという。

「(僕が関わるドライバー交代では)通常のドライバーの入れ替わりと同時にステアリングホイールを交換する必要があることに注意しなければならないんだ」とザナルディ。

「僕たちはこれらの動作を一貫して20秒未満で達成でき、そのうちの何回かは15秒で作業を終えられたよ」

「ハーネスを外してからステアリングを外し、それを(車外で待機する)誰かに渡して、クルマから飛び出すんだ。ここまでを3秒以内に行う」

「それからジェシー(・クローン)がコクピットに入るまで待ち、彼が乗り込んだらクルマによじ登りながら脚をフレームに引っ掛けてジェシーの無線コードとハーネスの固定をサポートする。そして、別のステアリングを渡してから(ドライバーを保護するためのサイド)ネットを閉じてクルマから離れるんだ」

「この一連の動きは本当に印象的で、まるでダンスのようにも見えるかもね。僕たちは今後、ドライバーの交代を完璧にすることに取り組んでいくつもりだ」

 なお、今回のテストにはFIA内に新たに設立された“FIA身体障害者・アクセシビリティ委員会”のナタリー・マクグローイン会長が訪れ、ザナルディとBMW Mモータースポーツとともに障害を持つドライバーのレース参戦機会についての会談が行われている。

アレックス・ザナルディがテストドライブするBMW M8 GTE
ミラマ・サーキットでのテストの様子
テストに訪れた“FIA身体障害者・アクセシビリティ委員会”のナタリー・マクグローイン会長(左)とアレックス・ザナルディ(右)
テストに訪れた“FIA身体障害者・アクセシビリティ委員会”のナタリー・マクグローイン会長(左)とアレックス・ザナルディ(右)
“鉄人”ザナルディは3日間で700kmを走破した

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